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俺の夏2013 その3

8月 7th, 2013

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2013年7月21日(日)AM5:00
 
第一回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル
 
がスタートした。
 
 
そう、俺の夏が始まったのだ。
 
 
 
まだ夜明け前のえびの高原をスタートして、県道1号線を下る。
 
県警まで出動して、道路を片側通行にしている。
 
アスファルトを下っている間にもマラソン等での顔見知りと出会い、一言二言会話を交わしながら走る。
 
まだまだ残りの距離は58kmくらいだろうか?(笑)
 
まぁ、まだ夜も明けきっていないし、ぼちぼち楽しもう。
 
 
ほどなくして舗装路からトレイルに入るのだが、入り口で高木氏(大会主催者)と会ったので
 
「この道、舗装してないじゃないっすか〜!(笑)」
 
などと軽口を叩きつつトレイルへ…
 
 
完全に夜が明けていないこともあり、森の中は暗く路面がよく見えない。
 
しかも石がゴロゴロしている…
 
何度か滑りつつ進むと、足首を捻挫して動けないランナーが…
 
まだ先は長い、気を引き締める。
 
 
トレイルを下ると舗装路に出た。
 
この辺りでmcfm氏と合流し、しばらく一緒に走る。
 
硫黄の匂いがする、霧島温泉近くまで降りてきたようだ。
 
ここからはダブルトラック(クルマが走れる程の広い未舗装路)を上り返す。
 
 
  
 
kirishima17
先は長い、登り坂で少しでもキツイと思ったら迷わず歩く。
周囲につられないよう自分に言い聞かせた。 
 
緩い上りだったが、mcfm氏は先に走って行ってしまう。
 
いやいや、無理してついて行ってはいけない…
 
それにしてもmcfm氏は1ヶ月前にロングのトライアスロンを完走し、1週間前にはショートのトライアスロンにも
出場していたのだが…タフやねー(笑)
 
 
 
このあたりでキャップの後ろからポニーテール的に束ねた髪を揺らしながら走る後ろ姿が
萌え〜(爆)な女性と前後しながら走るようになる。
 
その見覚えのあるチーム名の入ったTシャツを着て走るU子ちゃんはやはり知り合いの知り合い
だったりして、気晴らしに雑談などして先に進んだ。
 
お腹の調子がイマイチと言うU子ちゃん、「昨日呑み過ぎて…」だそうで…
 
大会前日は酒を呑まない(呑めない)私とは肝っ玉の据わり方が違うのだ。
 
 
kirishima16
振り返ってカメラを向けるとポーズをとってくれたりして、余裕すら感じる。
 
お腹の調子がイマイチでペースが上がらないのか、次第に私が先行して行った。
 
 
どのくらい登り続けただろうか…?
 
 
ようやくピークを過ぎたようで、下りが始まる。
 
 
しかもアスファルトの下りだ。
 
 
 
 
longcourse2
これがまた、長い…
 
8kmで標高-500mくらいだろうか…
 
 
下りはある程度のペースで走らないと逆にキツイので、ペースを維持するのが大変だ。
 
 
 
 
 
 
何キロ下っただろうか…?
 
 
 
 
 
いい加減イヤになりペースダウンしてしまい、歩きに近いペースとなってしまう。
 
 
ランナーが次々を追い越して行く…するとその時
 
私を、先ほどのU子ちゃんが軽快に追い越して行った。
 
 
キャップの後ろからポニーテールの髪を揺らしながら走るその後ろ姿を見た瞬間!
 
 
 
 
kyoto24
補助パワー始動!(うわなにをするーきさまらー)
 
 
ポニーテールに引っ張られるようにペースが上がる。
彼女は下りを軽快に(ガンガン)走って行くので、釣られて私もペースがどんどん上がった。
 
ペースを落とした際に私を抜いていったランナーをどんどん抜き返す。
 
おそらく「ペースが安定しないウゼェ奴」と思われただろう(爆)
 
 
ようやく長い下りも終わり、上り返しが始まる。
 
 
kirishima15
美術館のオブジェを横目に見つつ登り続けると
 
 
kirishima14
第一関門「栗野岳レクレーション村」のエイドに到着。
 
 
頭から水をかけてもらって心臓が止まりそうになりながら、通過した。
 
 
距離は25.6km。半分も走っていないが、まだまだ体の各部には不具合無し、体力も余裕があった。
 
 
しかし…エクストリームなトレランはここからが本番だった…
 
 
その4につづく>>
 
 

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