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Archive for 3月, 2010

Born to be Wild??【前編】

3月 22nd, 2010

2010年3月21日、春分の日。
 
 
福岡市南部近郊にある九千部山(くせんぶやま)で、楽しいイベントがある
ことを聞きつけた私はグリーンピア那珂川にやってきた。
 
 
trerun2
会場はグリーンピアの中にあるキャンプ場で、
さっそく受付が始まっていた。
 
 
ちょっと風が強いものの、ご覧のように素晴らしいお天気。
 
 
テンションも上がるっちゅーもんです。
 
 
さっそく着替えて、準備準備。
 
 
 
 
 
 
 
その時、私は
 
 
重大なことに気づいた。
 
 
 
 
し…しまったぁ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自転車を忘れた!!
 
 
 
 
 
焦って周囲を見回すと、何かいつもと様子が違う…
 
 
 
 
 
trerun9
パタゴニア?ノースフェイス??
 
 
協賛会社がいつもと違う…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
trerun1
 
 
 
 
し…しまったぁ!!
 
 
 
 
これはトレールランニングのレース会場じゃないか!!
 
 
 
 
 
 
どおりで誰も自転車を降ろさないハズだ(爆)
 
 
 
 
  
 
…という感じで、
 
 
 
まるで「ルパン三世 カリオストロの城」で、テレビカメラの前で
 
「ありゃー!これは偽札だ!ルパンを追っててとんでもないものを見つけてしまった!」
 
と棒読みする銭形警部のようなわざとらしい前フリはこれくらいにして…(爆)
 
 
 
 
 
ふとしたキッカケで再会した高校の同級生である「so」くんがやっていて
楽しそうだったので、とりあえず出てみることにした
 
 
トレールランニング
 
 
 
簡単に言うと、「オフロードマラソン大会」である。
 
詳細はwikipedia(リンク)をどうぞ。
 
 
 
九州ではマイナーだが、関東方面ではマラソンや自転車と並んで人気が高まっているらしい。
 
 
 
人生はネタ
 
 
を標榜するM’s倶楽部広報部長である筆者としては、こういうキツそうなイベントには
チャレンジしておかねばならないであろう(爆)
 
 
 
そんなこんなでスタート時間となった。
 
 
 
trerun12
スタート地点に並ぶ参加者達。
 
約60名らしい。
 
 
とりあえず、スタート前にsoくんと記念撮影。
 
 
彼とは高校1年の時同じクラスだったが、高校卒業以来20年間まったくご無沙汰だった。
そんなsoくんと一緒にトレランの大会に出るなどとはまったく予想だにしていなかった(笑)
 
人生わからんものである。
 
 
trerun3
もちろん、筆者は
 
 
土橋塾ジャージである。
 
トレラン用の装備なんて持ってないもーん!
 
 
右がsoくん。
フルマラソンではもうすぐサブスリー(3時間以内)なランナーでもある。
 
 
昨年12月にはニュージーランドのトレランレースに出場して
60kmを完走したらしい。
 
大ヘンタイ…じゃなかった大先輩である
 
 
 
そんなこんなで、午前10時30分。
 
 
 
スタートの号砲(パーティ用のクラッカー・笑)が鳴り響き、私のトレランデビューレースが始まった。
 
 
 
まずは舗装路を数百メートル走る。 
 
 
小学生と思しき少年達から
 
 
「派手でカッコいいっすね!」
 
 
と言われちゃった(照)
 
確かに、自転車イベントと比べると皆さんウェアがちょっと地味である。
 
逆に言うとコンビニに入っても浮く心配はない(爆)
 
 
 
 
 
さて、舗装路が終わるといよいよ未舗装路に突入である。
 
 
 
 
 
ってか…
 
 
 
 
trerun4
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
まんま登山道じゃねぇか!!(爆)
 
 
 
小川を飛び越え、階段にした方がよさそうな勾配の登山道を上る。
 
 
前を行く人は、歩いて上っている。
 
勾配が緩くなると走り始める。
 
 
 
 
しかし、コレはレースだ。
 
 
 
サイクリストにとって、上りで歩くことは自転車を降りて押す事に等しい。
 
 
チマチマした歩幅でもいいから「走る」。
 
 
おそらく3歩で50cm位しか進んでいないだろうが、歩かない。
 
 
 
歩くよりは微妙に早いようで、一人ずつ追い越す。
 
 
 
しかし…いったいいつまで上り…いや、登り続けるんだろう…
 
 
 
森の木の隙間から空が見えてきた。
 
 
頂上は近い。
 
 
 
一旦九千部山のテレビ塔付近に出た。
 
 
おっ、折り返し地点だ。

一旦舗装路に出てから再びトレイル(オフロード)に入る。
 
 
 
 
ここからは勾配も緩やかになり、森の中を走る。
 
 
 
おおおおっ!なんかトレランらしくなって来た!!(笑)
 
 
 
と思って走っていると、
 
後ろからもの凄い勢いでランナーが迫って来て、一気に追い越された!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
さっき上りで追い越したランナーだった。
  
 
下りが速い!!
 
 
下りコーナーでもスピードを落とさず、素早く足場を見つけて
スムーズに駆け抜けて行く。
 
 
上手い!!
 
 
足をくじかないように恐る恐る走っている私の視界から
あっという間に消えて行ってしまった…
 
 
 
これがトレランか…
 
 
と思いつつも、 
 
 
このまんまゴールまで一直線じゃぁ!
 
 
 
 
と、調子こいて走っていると。
 
 
前からレースゼッケンを付けたランナーが走って来てすれ違った。
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
まだ折り返してないんかい!?(爆)
 
 
 
1位のランナーとすれ違ってから3分程して2位以下のランナーとすれ違いはじめる。
 
 
まだか?折り返し地点は?
 
 
soくんとすれ違った。同じ位置からスタートしたのに…さすがに速い。
 
 
 
どこが道なのかよくわからない林の中を下って行く。
 
 
ようやく折り返し地点だ。
 
 
 
 
 
折り返してから数分後…
 
 
 
 
木の根っこか何かにつまづいて、思い切りコケた(爆)
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
これもトレラン…
 
 
 
素早く立ち上がり走り始める。
 
 
 
 
登り坂が始まると、さっき下りで追い越された人達が見えて来る。
 
 
 
チマチマ走法(笑)で彼らを抜いて行く。
 
 
 
折り返し前のランナー達にすれ違いざま声をかけながら走る。
 
 
 
 
しかし、さっきから思っていたが…
 
 
 
 
 
後編へ続く→

その他

Born to be Wild??【後編】

3月 22nd, 2010

←前編はコチラ
  
 
トレールを走り始めて45分程経過した。
 
 
 
 
 
trerun13
メチャメチャ楽しいっス!
 
 
 
マウンテンバイクで走るのとはまた違った楽しさ。
 
 
 
山の中を徘徊している猪になった気分だ(なんのこっちゃ)
 
 
倒木を飛び越えたり、くぐったりしながら山の中を走る。
 
 
脳内テーマソング
 
Rainbowの「Sportlight kid」である。
 
 
リッチー・ブラックモアのギターソロが頭の中で鳴り響く。
 
 
 
でも、そんなにスピードは出ていない(笑)
 
 
 
 
 
 
 
どのくらい走ったかはわからないが、そろそろ下りに入る頃だ。
 
 
 
 
と思った頃に下りが始まった。 
 
 
 
 
上って来たのと同じ勾配の下りだ。
 
 
 
自転車だったら私のテクニックでは完全に「押し」だ(笑)
 
 
 
 
下り始める。
 
 
足を挫きそうで怖い。
 
 
スピードが出過ぎて停まれなくなったりして奇声を上げる(爆)
 
 
 
小学生時代に遠足で山に登った時、帰り道の下りで
 
 
「危ないから走るな!」
 
 
と言われていたのに、良い年の大人になってから
山道を駆け下ることになるとは…(爆)
 
 
 
木々の隙間からはるか眼下に南畑ダムの湖面が見える。
 
 
 
実はさっきから、右足親指の付け根あたりが痛い。
 
 
 
どうやらマメか靴擦れができているらしい。
 
 
フルマラソンを走った時もこんなにはならなかったのに…
 
 
 
段々痛くなってくる…
 
 
ゴールして靴を脱いだら靴下が血まみれかも…
 
 
などとイラン想像をしながら、おそる恐る下っていると、
 
 
 
スゴい勢いで抜かれた…
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
あっという間に見えなくなってしまった。
 
 
 
足が痛いとか以前にスピードが全く違う。
 
 
 
 
階段が現れる、膝や足の付け根に衝撃がくる。
 
 
 
膝痛が来ないのがせめてもの救いだ。
 
 
 
また抜かれた…
 
 
 
ゴールはまだか?
 
 
 
また抜かれた…
 
 
 
 
また抜かれ…
 
 
 
 
ええぃ、ちきしょう!!
 
 
 
 
ゼッケンベルト代わりに小さいウエストポーチを付けて、中にデジカメを
入れていたのだが、この状況になると重い…
 
 
 
右足裏を騙し騙し下って、ようやく舗装路に出る。
 
 
あと少しだ。
 
 
 
舗装路ならこっちのモンだ(笑)
 
 
 
ペースを上げる。
 
さっき抜かれたランナーが視界に入った。
 
 
 
遠くにゴールが見える。
 
 
スパートじゃぁ!
 
 
 
 
trerun6
一人追い越して、もう一人の背中を追うが…わずかに届かなかった。
 
※写真はゴール後に撮影したイメージです
 
 
 
前走者と私にはさほど距離が無かったので、ゴールテープが切られたままだったので
私は後ろを確認して十分な距離があったのを確認し、その場で立ち止まり
 
 
 
「ゴールテープ!ゴールテープ!」
 
 
 
と要求してゴールテープを張ってもらってから(爆)ゴールした。
 
 
おそらく5秒は損している(笑)
 
 
 
trerun5
トレラン用のシューズなんて持ってない私はジョギングシューズで走ったが、
泥だらけ(笑)
 
 
幸い血まみれにはならず、水ぶくれみたいなのができていただけだった(翌日夕方には回復)
 
 
 
先にゴールしていたsoくん達と健闘を讃えながらスタート地点に戻った。
 
 
 
 
スタート地点では
 
 
trerun7
熱々の春雨スープが振る舞われていた。
 
美味い!!
 
 
 
 
trerun8
ゴール後にくつろぎながら今日のコースについておしゃべりするのもまた楽しいひと時。
 
 
 
 
全員がゴールし、表彰式。
 
 
 
距離は12km、私のタイムは1時間30分で26位だった。
  
 
ちなみに優勝者のタイムは1時間00分。
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
さて、表彰式のあとはお待ちかね協賛各社による豪華商品争奪ジャンケン大会!
 
 
 
 
trerun10
最大1万円以上するようなモノも出されており、人数の割には非常に豪華な商品だった。
 
 
 
私がゲットしたのは
 
 
trerun11
C3 fitのパフォーマンスゲイター
 
フクラハギ部分に付けるコンプレッションソックスである。
 
 
 
定価は税込み¥3.990
 
 
 
このトレランレースのエントリーフィーが¥3,000
 
 
余裕で元をとってしまった(爆)
 
 
 
今度、協賛各社の商品を買わねばならんと思った(笑)
 
 
 
 

 
14時過ぎには全てのイベントが終了して、soくんのエクストレイルに
乗って帰路に着いた。
 
 
 
トレイルランナーであるsoくんの自家用車は「エクストレイル」なのは
ネタではなく、トレランを始める前に買ったので偶然らしい(笑)
 
 
 
私のトレランデビューレースは、天候やコース、運営の素晴らしさに
恵まれてしまったので、数日中にはトレランシューズを買ってしまいそうで怖い。
 
 
翌日、足の筋肉痛に加えて、腕や肩まで筋肉痛になってしまった。
 
 
悪路でバランスを取るためにウデを振り回していたためだろう…
 
 
 
いやぁ、また楽しいことを見つけてしまった。
 
 
soくんとの付き合いが再開しただけでなく、以前オープンカー繋がりで
知り合ったK氏と会場で数年ぶりに再会したというのもスゴい(笑)
 
 
人生とはわからんものです。
 
 
 
 
 
 
あなたもどうですか?
 
 
 
 
一般登山客の方々から「わざわざ登山道ば走らんでもよかろうに…」という
暖かい微笑みとともに見られる快感を是非!(爆)
 
 
 
 
 
人生はネタ!
 

 
ロードレーサーからマウンテンバイク、マラソンからトレイルラン…
 
どんどん自然に帰って行っているような気がする今日この頃。
 
 
でも、このブログは「車界学」です(笑)
 
 
 
おしまい。
 
 
 

その他

ナイトライダー 天草に散る 〜2010・春〜 【後編】

3月 11th, 2010

前編はコチラ>>
中編はコチラ>>
 
 
 
両脚の付け根の筋肉(腸腰筋?)の疲労はかなり激しい。
 
しかし、いつもの膝痛は兆候すら無い。
 
 
痛くないので走れないことはないが…
 
 
 
 
私は立ち上がって、近くに停まっているマイクロバスに向って歩いて行った。
 
 
 
 
10030712
すみませ〜ん
 
 
 
 
 
10030713
 
乗るのか?ナイトライダー!
 
 
乗っちゃうの????
 
 
 
 
 
私は回収バスに、背中に背負ったデイパックだけを回収してもらった。
 
 
 
雨が降った時に備えた装備だったが、どうやら必要なさそうだったので
降ろすことにした。これでかなり軽くなるハズ。
 
 
 
 
昼食会場を後にした。 
 
 
 
 
 
天草サイクルマラソン名物の一つといえば、昼食直後に上る
大江天主堂前の長い坂である。
 
 
 
 
 
 
参りましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
attack2.jpg
アタック・・・・
attack3.jpg
チャぁーンス!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
M’s倶楽部の4人はあっと言う間に見えなくなってしまった。
 
 
 
 
 
後ろからd-world師が追い付いて来たので、一緒に喋りながら上る。
 
この日はd-world師もブロックタイヤ付きMTBである(笑)
 
 
 
 
ヘロヘロと上っていると、鮮やかな黄色のカレッラに乗るサイクリストに
声をかけられた…
 
 
 
 
 
「もしかしてナイトライダーさんですか?」
 
 
 
 
車界学読者キターーーーーーーーーーーーーー!(爆)
 
 
 
 
 
無様な姿をお見せしてしまい、申し訳ございません(笑)
 
 
 
 
 
名物の長い坂を上り切った。
 
 
 
 
 
さぁ、下り…と思った瞬間。
  
 
 
 
 
 
ぶわぁぁ!
 
 
 
 
と向かい風に襲われた。
 
 
きたきた、天草サイクルマラソン名物その2
 
 
 
こりゃ苓北(れいほく)の海沿いはキツいぞー
 
 
と思いながら一人旅を続けると、いつもの眺望スポットで
土橋塾メンバーが待ってくれていた。 
 
 
 
10030721
景色は最高なんですがね。
 
 
 
記念撮影を終えて、いよいよ最大の向かい風スポットへ向かう。
 
 
 
 
苓北の発電所が見えてきた
 
 
と思ったら…
 
 
 
 
10030714
 
 
 
ごぅぅわわわわぁぁぁぁ!
 
 
と、超強力な向かい風が襲って来た
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
誇張ではなく、向かい風が「襲って来た」。
 
 
 
下り坂なのにペダルを回さないと完全停止できてしまう程の強風。
 
 
 
かっ…風が強い、強過ぎる。
 
 
平地なのにフロントギアをセンターに落し、這うように進む…
 
おそらく15km/h前後だろう。
 
 
 
左側は海なのだが、
 
 
 
 
1003076
こんな状態
 
 
 
 
10030720
 
 
くっそぉぉぉぉぉぉう!!
 
 
 
 
このサイクルマラソンに出て、この地点で毎年いつも
 
「オートバイっていいよなぁ」
 
と考えている自分がいる(爆)
 
 
 
 
なんか腹が減って来た。
 
 
 
這うように進んでいると、前方の駐車スペースに
土橋塾の面々が停まっている。
 
 
 
10030715
なんとK一家が私設エイドステーションを出してくれていた!
 
旦那さんが初挑戦で走っているので、ついでに土橋塾のメンバーを
待ってくれていたのである。
 
 
ここで熱いカフェオレと熊本銘菓「陣太鼓」を頂いた。
 
 
復活!
 
 
 
 
向かい風に立ち向かう力を回復して、走り始める。
 
 
 
 
 
んがしかし、
 
 
 
 
 
 
んんごごごわぁぁあぁぁ!
 
 
 
と強風が吹き付ける。 
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
 
10030720
 
 
くっそぉぉぉぉぉぉう!!
 
 
 
 
 
 
10030716
前方に見える木の状況で風の強さがお解りいただけるだろうか。
 
 
 
 
 
センターギアでくるくる回しながら、這うように進む。
 
 
 
 
10030717
 
「速度落せ」だと?
 
 
 
 
 
 
 
10030719
 
デタラメを言うな!

これ以上速度を落したら倒れてしまう!
 

 
 
 
 
 
 
 
暫く走っていると、isa氏と合流した。
 
 
彼もまた、向かい風に向って叫びながら走っていた(笑)
 
 
 
 
気を紛らわすために雑談しようにも、風が強過ぎて声が聞こえない(爆)
 
 
 
 
 
 
再び海沿いの道へさしかかる。
 
 
 
 
 
1003076
波しぶきがちょっと飛んで来る…
 
 
 

相変わらずの向かい風
 
 
10030711
バタバタバタバタバタバタ 
 
んごぅぅわわわわぁぁぁぁ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10030719
 
いつまで続くんだ!?この向かい風は!
 
 
 
 
いかん、壊れてきた…
 
 
 
 
 
 
第三エイドに到着。

 
 
 
ここで最後の補給を行い、ラスト30kmへ出発。
 
 
 
 
土橋塾が形成するトレインに乗って牽いてもらう。
 
 
調子良く走っているものの、少しの上り勾配で遅れる。
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
 
 
 
なぜだ…なぜついて行くことができない?
 
 
 
 
 

前走車の後輪に触れんばかりの車間距離を保っているにも
かかわらず、ついていくことができない。
 
 
ペダルから力を抜いた瞬間に減速する…
 
 
小学時代に乗っていたママチャリに着いているダイナモ式の発電機が
前後のタイヤについているようだ…
 
 
 
 
 
 
前走車はみるみるうちに小さくなっていった…
 
私は追うのを諦めた。
 
 
 
いつもは同じペースで走っているメンバーなのに
今回は全然付いて行くことができない。
 
 
気づいたら追い風になっていた。
 
 
 
しかし、ロードレーサーで走る時のようなスムーズな
走行感は皆無で、路面からの抵抗に抗うようにペダルを
回すしかなかった。
 
 
 
 
本渡市を過ぎるとすでにゴールした人達が自転車を積んで
帰宅している車列とすれ違い始める。
 
 
 
ミヤモッチ氏ともすれ違った(爆)
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
M’s倶楽部の皆さんとは結局昼食会場から会ってないが、
結構なペースで走り続けたようだった…おそるべし。
 
 
いつもの土橋塾メンバーそろってゴールした。
 
 
 
恒例のぜんざいを食うものの、写真は無し(笑)
 
 
 
 
10030718
皆で記念撮影して、2010年天草サイクルマラソンは終了した。
 
 
 
 
 
途中で風呂に入ってから、d-world師の自宅で開催される後夜祭に出席し、
AM2時まで盛り上がった。
 
 
ツラくても走り続けられるのはこの後夜祭があるためと言っても過言ではない。
 
 
 
 
  
皆、口を揃えて言っていたが
 
「今回の向かい風は今までで最強」
 
だった(笑)
 
 
 
ブロックタイヤのMTBで走った私にとっては非常に辛くてキツい
天草サイクルマラソンだったが、膝痛が兆候すら出ることなく
完走できたことが大きな収穫だった。
 
その代わり、酷い筋肉痛に見舞われたが…
 
 
 
実は筆者、筋肉痛は大好きである。
 
 
 
来年もブロックタイヤのMTBでリベンジしてやろうかという気になって来た。
 
 
 
 
 
これってもしかして「ドM」の素質アリ????
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
最後に恒例のアレで締めとさせていただく。
 
 
 
 
  
あなたも…
 
 
 
 
 
 
いや、
 
 
 
  
 
 
あなたはロードレーサーを買って気持ちよく走って下さい!(爆)
 
 
 
 
 
 
 
おしまい。
 
 
 
 
 

自転車