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Archive for 8月, 2009

オトナの遠足【4】

8月 12th, 2009

オトナの遠足【3】はコチラ>>
 
 
 
まっ…まさか…
 
 
 
imgp30751
この山に
 
 
 
 
 
 
imgp3122
上りはじめた(爆)
 
しかも既に押してるし
 
 
 
 
ついて行かねばならんのか…?
 
 
仕方が無い…
 
 
 
 
attack3.jpg
アタックチャぁーンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
 
imgp3123
これって道???
俺はジョン・ランボーか?
 
 
 
 
 
 
imgp3124
またも瀕死の状態で上り切った瞬間の筆者。
地熱発電所が眼下に見えることでその高度が伺い知れる(笑)
 
 
 
 
 
imgp3125
筆者が頂上についた喜びを噛み締めていると…
 
 
 
 
 
 
imgp3126
余裕のミヤモッチ氏は、下に居るM村氏に「お〜い!」と大声で声をかけていた…
 
 
 
頂上で一息ついたら下り始めるのだが…
 
 
 
imgp3132
  
 
下りが怖ぇぇ!!
 
 
写真ではわかりづらいが、相当下っている。
 
 
 
 
テクニックが伴わない筆者は、下りなのに降りて押さねばならなかった…(弱)
 
 
 
imgp3137
 
下り終えたら、ちょっと自転車で走って、またガレ場で押し歩き…
 
 
 
 
おかしい…
 
 
今日はサイクリングだと聞いていたのだが…
 
 
 
 
あまりに押したり担いだりしているので、
 
 
普通の平坦路に出てからも押し続けていて
 
「あっ、そういえばこれ自転車だった」
 
と思い出して乗るという現象が何度か起こった(爆)
 
 
 
 
行きがけに前転したポイントを過ぎ、ついにシングルトラック入口の舗装路まで戻って来た!
 
 
 
 
 
と思ったその時!!
  
 
先頭の人達は…
 
 
 
imgp3140
 
また山に登ってるぅ〜(爆)
 
 
 
 
 
ミヤモッチ氏が想定していたより早くスタート地点に戻って来たので、オプショナルツアーが加えられてしまった(笑)
 
 
 
 
麓で呆然と彼らを見上げる私に、すでに自転車を担いで登っていたミヤモッチ氏は
 
 
「ナイトライダーさぁ〜ん、駐車場で待っててください!」
 
 
と、瀕死の私を気遣ってやさしい言葉をかけて下さった…。
 
 
 
 
しかし、この言葉を鵜呑みにしてはいけない
 
 
 
このまま一人駐車場に戻ってしまっては、
後でどんな仕打ちが待ち受けているかわかったものではない!
 
 
 
 
私は意を決して登りはじめた、
 
 
 
 
attack3.jpg
アタックチャぁーンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 

 
 
 
すぐに押し歩きになり…
 
 
そして、
 
 
担がないと登れないようになった。
 
 
 
写真を撮る余裕もない。
 
 
ママチャリより断然軽いとはいえ、オフロード走行に耐えうる頑丈なMTBは15kg近い重量がある。
 
 
それを担いで坂道を上る。
 
 
頂上まで一直線に登っているので、勾配は相当キツい。
 
 
おかしい…
 
今日はサイクリングだと聞いていたが…
 
 
この日の脳内BGMだった曲は、この時ついに口をついて出て来てしまった…
 
 
皆さん、ご一緒にどうぞ↓
 

 
 
 
 
ジョン・マクレーン刑事のように泣き言を良いながら上り切った山の頂上には
 
 
 
すばらしい絶景が待っていた。 
 
 
 
 
 
 
imgp3145
 
阿蘇五岳の涅槃像をバックにキメるミヤモッチ氏。
 
写真の水平が出ていないのはご愛嬌(笑)
 
 
 
座って絶景を堪能していると、
 
 
 
imgp3152
 
足はドロドロのキズだらけだった(笑)
 
 
 
 
imgp3153
 
う〜ん、これぞThe Real MTB!
  
 
 
ちょっと違うような気がするが…
 
 
 
 
さて、下りましょう。
 
 
 
imgp3157

下り怖ぇぇ!!(泣)
 
 
草原に見えるが、所々に岩がゴロゴロしていて非常に危険。
 
これぞ、The Real MTB(違)
 
 
 
 
またしてもジョン・ランボー状態になりながら、久住スキー場前にあるグラウンドに降りた
 
 
 
imgp3158
 
高校ラグビー部の合宿があっていたので端っこを邪魔にならないよう走って道路に出たのだが、
練習中に突然山の上から自転車に乗って現れたオッサン達(笑)に対しても彼らは礼儀正しく
「こんにちはー!」と元気に挨拶してくれた!
 
礼儀正しい若者っていいねー!!
 
 
 
imgp3159
スタートして5時間、クルマを置いている駐車場に戻って来た。
 
赤い矢印はさっきまで居た山の頂上(笑)
 
 
私の超ハードな初MTBサイクリング(?)は無事に(?)終了した。
 
 
 
帰り支度が終了し、当然ながら温泉に立ち寄ることに。
 
 
 
 
imgp3160
筋湯温泉で汗を流した。
 
 
 
温泉からあがって、コカコーラを飲みながら
 
MTB初心者の私のために今回の

「シングルトラックを楽しくサイクリングする会」を

企画して下さったミヤモッチ氏が私の方を向いて爽やかな笑顔で言った。
 
 
 
「今日のコースを走っておけば、もう大概のコースは大丈夫ですよ!」
 
 
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
 
そっか〜、普通のMTBサイクリングはこんなに押したり担いだりしないんだ〜!
 
よかったよかった。
 
 
 
と安堵した筆者は既に、ドM(TB)ライダーの泥沼に両脚を突っ込んでしまっているのかもしれない。
 
 
 
 
 
あなたもMTBを買って、一緒に担ぎませんか?
 
 
 
 
 
この夏は雨でイベントが二つの潰れてしまったが、そのストレスを吹き飛ばしてお釣りが沢山きたネタ満載の夏の思い出となった。
 
 
ミヤモッチさん、シオゴンさんM村さん、Daijaman.kkさん、ありがとうございました。
 
 
 
オトナの遠足…おしまい。
 
 
 
 
 

自転車

オトナの遠足【3】

8月 12th, 2009

オトナの遠足【2】はコチラ>>
 
 
自転車を押し歩き、担ぎつつ進んで行った一行は山道を下り切って舗装道路に出た。
 
 
 
imgp3110
 
久しぶり(?)の舗装路はかなり走り易い。
 
ブロックタイヤなのに相当スムーズに感じる。 
 
サイクリングらしくなって安堵しつつ、 
山々を眺めながら走っていたその時! 
 
我々の前方に現れたのは…
 
 
 
 
 
imgp3111
 
通行止め!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
大雨の影響か、完全に通れなくなってしまっている。
 
 
 
筆者もちょっと戻ったりして迂回路を探してみるも、見当たらない。
 
 
 
 
すると、
 
 
 
「迂回路が見つかりましたよ〜」
 
 
という声が。
 
 
 
さっそく迂回路を使って通行止め現場をクリアす…
 
 
 
 
 
 
 
imgp3112
 
 
道じゃねぇし!!(爆)
 
 
※小川を渡るのにサポートしていただいたシオゴンさん、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
そんなこんなで通行止めをクリアした一行は、下って来た分を上り始める。
  
 
 
舗装路の道を…
 
 
attack3.jpg
アタックチャぁーンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
これこれ!やっぱりこれがないと夏は始まらないし、終わらない(バカ)
 
 
 

 
しかし、この上り坂が曲者で、白いコンクリート舗装なので照り返しで熱い
 
しかも、10%以上の勾配がず〜っと続く。
 
しかもしかも、突然砂利道に早変わり(爆)
 
 
 
 
 
普通、峠道は途中で勾配がゆるやかになるポイントがいくつかあるものなのに、このルートには休めるポイントが無い!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
激坂でトラクションのかからない砂利道とあっては足を着かずに前に進ませるのが精一杯だ。
 
 
 
そんな中、ミヤモッチ氏が私に雑談を持ちかけてくるが、答える余裕は無い(爆)
 
 
 
 
瀕死の状態で峠を登り切ったところで、昼食タイムとなった。
 
 
 
imgp3113
 
野郎5人で持参の昼飯タイム。
 
 
 
前夜のBBQの際に残ったご飯で、合宿に参加していた紅一点のミカちゃんに作ってもらっていたお握りを頬張り、梅干しの塩気に感激している私の横で、M村氏がなにやら準備を始めたが…
 
 
 
imgp3105 
あっという間に火をおこして湯を沸かし、ペンネをゆで始め… 
 
 
 
imgp3109
持参のソースをかけて、昼飯を「調理」してしまった。
 
 
素晴らし過ぎる!っていうか、やはりタダものではない!!
かなり美味そうで、今度真似しようと思った(笑)
 
 
 
 
 
この昼食ポイントには小一時間ほど居たが、我々の他に人っ子一人通らなかった…
 
 
 
 
さて、エネルギーも充填したところで、
 
 
ミヤモッチ氏は爽やかな笑顔
 
「さぁ、行きましょうか!まだまだこれからですよ!!」
 
と言って

 
 
 
imgp3116
 
出発!
 
 
 
 
 
imgp3117
 
するも…またしても激坂のため、押し(爆)
 
 
attack3.jpg
アタックチャぁーンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
  
 
imgp3119
上りの途中で、後ろを振り返るとこの風景。
 
 
写真じゃ全然勾配が伝わらない(笑)
 

 
上り切ると、往路で通った場所に戻って来た 
 
 
imgp3120
 
草原を駆けるMTB、爽快、かなり絵になる。
 
写真では1/10も伝わらない。
 
 
 
 
しばらく走ると、正面には
 
 
imgp30751
往路で麓をかすめた山が見えてきた。
 
 
 
 
 
まっ…まさか…
 
 
 
 
オトナの遠足【4】に続く>>

自転車

オトナの遠足【2】

8月 12th, 2009

オトナの遠足【1】>>
 
 
初めてのMTBサイクリングがスタートした。
 
 
スタートしたのが久住のスキー場付近、天気は青空、もうすでに最高である。
 
 
imgp3054
こちらが今回の案内人、ミヤモッチ氏。
 
若かりしころ世界各国を自転車で回って来たという筋金入りの「自転車**(自粛)」だ。
 
 
 
 
imgp3055
まずはアスファルト舗装された坂道を上って行く。
 
もう既に絶景。
 
 
 
舗装路を上りきると、いよいよお待ちかねのシングルトラックへ突入!
 
これぞMTBの醍醐味ってヤツですよ!奥さん!
 
 
 
imgp3057
結構勾配キツいものの、なんとか行ける。
 
 
 
しかし、コレで済むはずもなく、勾配はどんどんキツくなり…
 
 
 
 
 
imgp3058
 
担ぎ入りま〜す!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
ま…まぁ、こういう場所もあるやろ…想定内、想定内。
 
 
 
 
担ぎポイントをクリアして、進むと下り基調の道となり快適に進む。
 
 
う〜ん、最高!
 
 
 
と調子に乗っていると、私の行く手に大きな段差(といっても50〜60cmくらい?)が現れ、
 
 
前転。(爆)
 
 
 
文字通り「あっ」というまに前転したので、さながら
 
 
ダイナマイト・キッドの高速ブレーンバスター
 
 
を食らったような感覚だった。
 
着地したのは生い茂った草の上だったので、むしろ気持ちよく、笑いがでてしまった(ヘンタイ)
 
 
 
すぐさま自転車を起こしてスタートする。
 
 
MTBは走りながら片手で写真を撮るのが不可能なので、写真が少ない(笑)
 
 
 
そして、風車の見える絶景ポイントに到着。 
 
 
 
imgp3063
 
すでに結構疲れている筆者。
 
※ハイキングの方々を威圧しないように派手は自転車ジャージではなく、普通の格好してます。
 
 
 
ミヤモッチ氏は「まだまだこれからですよ!」とにこやかに言ってスタートする。
 
 
 
その後、幾度となく現れる押し歩き/担ぎポイントを経つつ、私の頭の中に
ある疑問が芽生えた
 
 
 
おかしい…
 
 
 
今日はサイクリングだと聞いていたが…
 
 
 
 
imgp3070
 
こんなデカイ石がゴロゴロした急な下り坂をどうやって下れと????
 
 
 
心の中に芽生えた小さな疑問に気づかないフリをしつつ、汗だくで進んで行くと…
 
 
 
imgp3074
やってきました、大草原!
 
 
最高です!!
 
 
 
これか!?
ミヤモッチ氏が「見せたい景色がある」と言われていた場所は!!
 
 
しかし、ミヤモッチ氏は
 
まだまだこれからですよ!
 
爽やかに言ってスタートして行く。
 
 
 
 
草原の中の気持ちよい道であるが、平坦ではないのでまた前転しないよう慎重に走らねばならない。
 
 
 
 
後ろを振り返ると
 
 
   
imgp3075
※ここを上るわけではありません
 
 
いやぁ、MTBってすばらしいね。
 
 
 
しかし、ミヤモッチ氏は「まだまだコレからですよ!」とにこやかに言う。
 
 
 
期待が高まる。
 
 
 
 
んが、しかし。
 
 
 
 
やはり、何かおかしい。
 
 
 
 
 
 
imgp3062
どこを通れば良いのか?
 
 
 
 
imgp3078
今日はサイクリングだったはずだが…
 
 
 
 
imgp3082
 
これってどう見ても土砂崩れ現場にしか見えないのだが…
 
 
 
 
 
おかしい…
 
 
 
ミヤモッチ氏は確かに「サイクリング」だと言っていたが…
 
 
 
聞き間違えたか?
 
 
 
土砂崩れ現場みたいな場所をクリアすると、辛うじて乗って走れるようなコンディションの道となり、
比較的快調に下り切ったところで待っていたミヤモッチ氏から
 
「どうですか?」
 
と聞かれた私は思わず答えた
 
 
「今くらいの道だったら走り易いんですけどね〜」
 
 
 
どうやら感覚が麻痺してきたらしい(爆)
 
 
 
 
 
 
オトナの遠足【3】へ続く
 
 
 

自転車