ブームを文化へ
福岡市中央区薬院界隈が行動範囲という方は
すでに目にされているかと思いますが、
「ボン・ラパス薬院店」にほど近い場所に新しいお店ができました。
(写真右奥がボン・ラパス)
このブログにわざわざ書く位ですから、クルマ屋かバイク屋か自転車屋の
どれかだということは容易に想像できるでしょう(笑)
お店の名前は「ジル・ユーロ・イワイ」
自転車屋さんです。
それも、
ヨーロッパのメーカー製の
ロードモデルしか置いていない
という、ちょいマニアックなショップなのです。
マウンテンバイクすら置いていません。
開店に先駆けて、9月4日に開催されたその「ジル・ユーロ・イワイ」さんの
プレオープンイベントにお邪魔して参りました。
多くのゲストが出席なさっています…
プレオープンセレモニーで挨拶をする岩井社長。
「自転車を文化として根付かせたい」
と力説なさっていたのが印象的でした。
こうしてプレオープンイベントは盛大に執り行われて…
翌々日、2008年9月6日AM11:00のグランドオープン時にも再度突撃(笑)
オープン直後から、沢山のお客さんが見えていました。
期待度の高さを伺わせますね。
店内はこんな感じで、従来の「自転車屋さん」っていう感じとはちょっと
違います。
ヘルメットやハンドルなどのパーツ類のコーナーや
メカニックブースも完備。
ヨーピアンブランド専門店ですから、二大ブランドとも言える
ピナレロとかコルナゴがでやぁっと並んでます。
この辺のモデルは10万円台後半から30万円台ってところです。
んで、展示スペースの一番お高い場所に鎮座ましましているのが
コルナゴ・エクストリームパワー・スーパー
叶姉妹もまっ青な超ゴージャスカラーリングのこの自転車は
126万円
がはぁっ!(吐血)
林家ぺーを思わせるピンクのピナレロ・プリンスカーボンは
65万円
ちょっと安いかと思ったアナタ、甘い。
フレームだけで65万円です(爆)
他にもチネリとかデローザとかルックとか…
ってな感じでベテランをも唸らせる垂涎のラインナップで目の保養をしつつも、
これから始めようという人に最適な10万円台のロードレーサーも数多く
展示してありますし
バーハンドルタイプのいわゆるクロスバイクも置いてあります。
価格的には5万円以上のものしか置いてありません。
5万円を境にガラリと造りの良さが違うと言われます。
「自転車に五万円かよ??」
と言われる方も多いかもしれませんが、一度実車をご覧になるとディスカウントストアで
売られている使い捨てにできそうな自転車とはまったく別モノであるということを
実感できると思います。
高いお金を払った分、大事にするでしょうし大事にした分だけ長く乗ることができます。
使い捨てはブームではありません。
良いものを買って長く使いましょう。
もちろん、せっかく良い自転車を買ったんだから
アタックチャぁーンス!
がしたいとおっしゃるなら、尚良し!
私と一緒に草千里に散りましょう!(爆)
最近、ガソリン高などと相まって「自転車ブーム」などと言われ、
自転車が良く売れているようです。
しかし、自転車が走り易いインフラや自転車の交通ルールに対する認識は
本場のヨーロッパに比べると遅れているどころか、文化としてはゼロに近い状態です。
ブームを正しい方向に向って盛り上げて行き、自転車をブームから文化へ
変えて福岡に定着させようという動きが、各所で着々と始まっています。
もちろん、車輪付き乗り物ブログである「車界学」も出来る限りのことはやっていきたいと
おもいます。
というわけで、目移りしまくりの新店舗をみて回っていると、目に留まったのが
ホイールコーナー。
自転車のホイールと侮るなかれ、回転部分を軽量化すると動力性能が向上するというのは
クルマやオートバイの世界と同じです。
ここは一つ、オープン記念に私の自転車にもちょっと良いホイールでも付けちゃおうかな!
このホイールなんて特価でお買い得ですよ!!
あなたも自転車を始めてみませんか?
ネタになりそうな高いモノばっかり紹介しましたので、高飛車な店員が居そうな
イメージを受けられたかもしれませんが(笑)、初心者の方にも丁寧に説明して
下さるスタッフさんばかりですから安心して覗きに行ってみましょう。
さぁ、2009年3月1日のサイクルマラソン天草まであと半年切りましたよ!
いますぐお金持ってGO!
(すぐ近くに福銀や西日本シティ、福岡中央銀行があります)
現金無ければ銀行届出印持ってGO!
煽り方がリアル過ぎ?(笑)
おしまい。
ジル・ユーロ・イワイ(リンク)
福岡市中央区薬院1-8-20
電話:092-713-2270