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俺の夏2013 その2

8月 7th, 2013

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霧島・えびの高原エクストリームトレイルにエントリーしてしまった私は、再び走り始めた。
 
いつものように夜中に大牟田市内を回るというトレーニングだ。
 
 
1ヶ月走っていなかったが、比較的すぐに元のように走れるようになり、なかなか順調だと思っていたところ…
 
 
「やはりトレランなんだから山道を走ってみないとネ!」
 
と張り切って地元の三池山(388m)にアタック!
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
平地を走れても山を上るとなると話はまったく違ってくる。
 
脚が全然上がらない…
 
 
ランニングでは使わない部位の筋肉が激しく疲労している…
 
 
マズい、これはマズい。
 
 
ちゃんとトレランに対応したトレーニングをしなければ。
 
 
と思っている時、例のsoくんから連絡が入った
 
 
「石段トレーニングに行こう」
 
 
kirishima28
熊本県の美里町にある「日本一の石段」3,333段。
 
ここで、登りに必要な筋肉をトレーニングをしようというものである。
 
 
 
全く気が向かなかったが(爆)、やっておかねば当日に後悔しそうなので渋々参加した。
 
 
しかも、土曜日の夜中23時に出発して現地に到着し、階段を登り始めたのが深夜0時45分。
 
 
日曜日の早朝までには戻り、家族との時間を犠牲にしないというタイムスケジュールというわけだ。
 
 
 
あたりは真っ暗、もちろん我々以外に石段を上っている人はおらず、居るのは鹿かイノシシくらいだろう…

あ、階段の途中で15cmくらいのムカデは見たな…
 
 
 
kirishima29
もはやクワガタ獲りのおじさんにしか見えないが、階段トレーニング中だ。
 
 
1時間20分ほどかけて3,333段を登り終えて、下り始める。
 
休み無く下り続けても20分以上かかるのだ。
 
 
一番下まで降りて、クルマの場所まで戻る。
 
 
変だ…誰も帰り支度をしようとしない…
 
 
それどころか、ボトルに水を補充したりしている。
 
 
まっ…まさか…
 
 
「じゃぁ、2本目行きましょうか」
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
6,666段。
 
 
下ってクルマに戻って来ても誰も帰り支度をしない。
 
はいはいわかりましたよ…
 
 
 
 
結局この日は日本一の石段を3回登り、1段プラスして10,000段を登った…
 
帰宅したのは翌朝6時、徹夜で階段を上るという初めての経験をした翌日から1週間、
両脚はかつてない程の激しい筋肉痛でトレーニングはお休み(爆)
 

しかし、これでも累積標高は1,700m程度。本番の半分にも満たない…
 
 
 
マラソン42kmやマウンテンバイクで100kmなどに関しては、タイムは置いておいて完走はできるイメージはあるものの、トレラン60kmというのは未知の領域で、完走できるイメージが全く湧かない
 
 
不安しかない私にとっては練習するしかない。
 
 
低血圧で意志が弱い私は「朝練なんてしません」と常々宣言していたのだが、いよいよそうも言ってられなくなり
 
 
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AM4時起きで朝練に参加し、トレイルを走り。
 
 
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近所の四ツ山神社の石段(300段)にて階段トレーニングを継続。
 
 
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「11回登れば日本一の石段一回分だヨ」と言いながら石段を駆け上るso君…
 
 
ランニングと階段トレーニングを組み合わせた日々が過ぎて行く。
 
 
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日曜日の昼には一人で山に出かけてコソ練。
 
 
今までの人生でここまで真面目に練習したことはなかった(笑)
 
軽く食事制限も行いダイエットも同時進行。
 
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毎日体重を記録して2ヶ月で3kg落とし…
  
 
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そして、300段の石段を上るたびに一つずつ置いていた石が60個を超える頃…
 
 
本番当日を迎えたのである。
 
人事は尽くした…あとは走るだけだ。
 
 
 
kirishima20
当日の携行品はご覧の通り。
2倍に薄めたポカリスエット1.5リッターに加えてご覧の補給食等をバックパックに詰め込んだ。
 
 
これはもう「旅」である。
 
 
 
その3に続く>>

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