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Archive for the ‘クルマ’ Category

ニッポンの名所を訪ねて

6月 25th, 2007

クルマに興味が有る人も無い人も取り敢えず
 
聞いたこと位はあるであろう
 
 
 

F1

 
 
 
世界最高峰の自動車レースと言われていますが、
 
昨年までの鈴鹿サーキットでの開催は終了し、
 
今年から富士スピードウェイ
 
F1が開催されます。
 
 
 
 
 
 
 
この富士スピードウェイに、ちょっと用事があって行って来ました。
 
 
場所は名前の通り、富士山の麓
 
 
 
 
 
非常に歴史のある(1966年オープン)サーキットなのですが、
 
 
 
 
 
 
 
fisco.JPG
 
トヨタ自動車に買収され、全体的に大幅リニューアル、
 
ロゴもモダンなものに変っています。
 
 
 
 
 
 
サーキットそのものや付帯施設のリニューアルはもちろん、
 
 
 
 
 
 
mobili.JPG
 
 
「トヨタ交通安全センター モビリタ」
 
交通安全講習を行う施設で、広大なアスファルトのコースに
 
低ミュー路(滑り易い路面)などが備わっています。
 
広すぎて写真に収まりませんでした・・・
 
企業・団体だけでなく、個人向けのプログラムも
 
用意されているようです。
 
http://www.toyota.co.jp/mobilitas/index.html
 
福岡から行くのは大変ですが・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
short.JPG
 
こちらも新たに作られた「ショートサーキット」なのですが、
 
車界学的に注目したいのは、このサーキットの向こう側に見える
 
  
 
 
 
 
 
 

黒い壁

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
bank4.JPG
 
この壁、実は旧コース跡なんです。
 
旧コースを囲っていた壁ではありません
 
  
 
この壁にしか見えない所を実際に走っていたのです。
 
 
 
これが通称
 
 
 
 
 

「富士の30度バンク」

 
 
 
路面を傾斜させることでスピードを落とさずカーブを曲がることができる
 
というメリットがあるのですが、
 
あまりに危険で死傷者が多数出たために廃止されたのです。
 
 
 
 
今までは跡地として放置状態だったのですが、
 
 
 
 
 
 
 
park.JPG
 
メモリアルパークとして保存・公開されていました。
 
 
 
 
 
 
さっそく進入(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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どう見ても壁ですが・・・なんとか歩いて登ることが出来ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
bank3.jpg
 
写真撮影のために恐る恐る立ち上がる筆者(笑)
 
膝が伸びきってません(爆)
 
 
 
 
 
 
 
bank.JPG
 
「兵どもが夢のあと」っていう感じがします。
 
 
富士スピードウェイの直線道路は1.5kmと長く、しかも下り勾配、
 
第一コーナーであるこのバンクにおそらく300km/h近いスピード
 
ブレーキなんてほとんどかけずに突入していたのでしょう、
 
考えただけでも恐ろしいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
オマケ程度にメインコースも見てみました。
 
 
 
 
 
course.JPG
 
F1開催に向けて、観客席なども綺麗に整備されています。
 
 
メインコースは以上(笑)
 
 
 
 
次。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
lexus.JPG
 
「レクサス・カレッジ」
 
 
2005年8月から展開されているトヨタの高級車ブランド「レクサス」
 
従業員向けの専用研修施設。
 
ショウルームを彷彿とさせる高級感のある建物というのが伺えます。
 
 
 
 
ちなみに、駐車場の脇には・・・
 
 
 
 
 
 
lexus2.JPG
 
ナンバーの付いていないBMW3シリーズやメルセデスのCクラス、ジャガーXタイプ
 
などが置いてありました・・・・
 
ライバル車の研究用でしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
 
新設された付帯施設を含めて、大きく変貌を遂げた富士スピードウェイ。
 
 
 
 
 

さすがトヨタ自動車、儲かってます!(笑)

 
 
 
 
 
 

さすが利益2兆円!

 
「売り上げ」ではなく、「利益」です・・・・
 
 
 
 
 
 
一般の我々が利用できる施設なんで、こういうお金の使い方は大歓迎なんですがね。
 
 
 
 
 
 
 
行程編に続く

クルマ

エスプリの効いた・・・

4月 19th, 2007

2006年11月8日にアップした分のバックナンバーです
まずはちょっとマニアックなクルマ好きの
あなたにオススメ書籍のご案内です。
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エンスーCAR本
「STRUT」(ストラット)
新車情報やメンテナンス情報などは一切無く、
エンスーなクルマ好きがニヤリとできる
内容の「読み物」を中心に構成されています。
驚くべきは・・・
A5サイズ!
オールモノクロ!

そして、
定価1,238円!(カーグラフィックより高い!)
※アマゾンでしか買えません
オールカラーで780円の雑誌さえある今日においては
有る意味「破格」とも言えるこの価格は
広告が一切ない(自主出版)というのが理由です。
さて、そんなマニア向けクルマ本に特集されている
「ルノー・カングー」
というクルマは・・・?
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こんなクルマです。
誰ですか?
「商用車やん」
なんて言ってるのは?
では、後ろからの写真を見て下さい
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やっぱり商用車ですね(爆)
それもそのはず、このカングーは
ヨーロッパにおける商用車のトップシェアを誇る!と
言われている程のメガヒット商用車なのです。
(最近は乗用車仕様も売れているらしい)
もちろん、日本に入っているカングーは
乗用車仕様ですので、基本装備はちゃんとしてます。
プロ仕様の使い勝手で無敵の
実用性を持ちながらも、クルマとしての
デザインを捨てていない」ところが
このクルマの魅力と言えるでしょう。
実際、横から見てみると・・・
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前は乗用車なのに、後ろ3分の2は箱バンみたいな・・・
丸っこいデザインがファニーです。
後ろのドアはいわゆる「観音開き
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たまりません・・・
以前放映されていた「カコナール2」のCMで
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宮崎あおいさん扮するフラワーデザイナーも
使ってます(笑)
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車高が1m83cmもあるため、室内もかなり広々して
います。
自転車もタイヤ外さず乗りますし、サーフボードも
ショートならそのまま乗りそうです。
※天井が開いているのはオプション
これなら、室内でスタン・ハンセンばりに
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ウィー!」と叫んでも天井に手が支える心配もありません。
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天井の高さを活かして旅客機のようなオーバーヘッドコンソールが
付いていますので、釣竿などの長モノを入れておくのに良さそうです。
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今時マニュアルのエアコン(笑)、シンプル極まりないデザインのダッシュボード、
この「割り切り」がたまりませんよ。
※ナビはオプションで設定があるらしいです。
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両側スライドドアでアクセスするリアシート3人分にはきちんと
3点式シートベルト標準装備。
テーブル付きにちょっとワクワク(笑)
写真を見るとわかりますが、室内には外板と同じ色の鉄板が剥き出しですので、
ボディカラーによって内装のイメージもガラリと違います。
鉄板なので、メモ紙や日除けを磁石で付けるという技(笑)も使えます。
エンジンは1.6リッターの4気筒ですので、過不足なく走るのはもちろん、
ボディの見切りが良いので運転もし易く、天井が高いので圧迫感も皆無。
何よりクルマの雰囲気が「荷物積んでどこか遊びに行きたい」と思わせてくれます。
フランス車ってシートが良いんですよねぇ・・・カングーも商用車っぽい
外観とは裏腹にシートはヘタな乗用車より座り心地が良いんです。
衝突安全性は4つ星(最高)と、基本も抑えています。
ちなみに今回、このカングーに試乗させて頂いたのは
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ルノー福岡中央(福岡市博多区東那珂)
非常に丁寧に応対して下さいました。
ルノーを取り扱い始めて15年だそうです。
展示してあった「ソリッドの黄色」が良かった・・・
気になるお値段はグレードによりますが、200万円前後です。
前回のネタ、アルマーニベンツに比べればなんと現実的な・・・(笑)
そしてこのカングー、特筆すべきは
5段マニュアルが選べる!
ということです。
このご時世にマニュアルを輸入してくれるインポーターは貴重ですよ
さらに、5速マニュアルに黒いバンパー、ステレオ無し!という
マニアが聞いたら卒倒しそうな仕様(笑)は179万6千円です。
どうも最近「高級っぽく見せるクルマ」ばっかりだ、とお嘆きのアナタは
こういうエスプリの効いたデザインのフレンチ商用車(笑)
遊び道具積みまくって乗り倒すのも良い選択だと思います。
いつもの道がパリの街角に見えてくるかもしれません。
本当にパリの街角に見えてきたら、すぐに運転をやめて病院へ。

クルマ

コラボもん

4月 17th, 2007

2006年10月25日にアップした分のバックナンバーです
「コラボレーション」という言葉、最近良く耳にします。
昔は合作とか共同制作とか言ってましたが、最近は専ら
「コラボ」と略して呼ばれることが多いです。
んで、クルマの世界にも多い「コラボもの」。
国産では日産キューブとお馴染み「CONRAN」の
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日産・キューブ+CONRAN
シックな色遣いとレザーシートの組み合わせが非常に
良いですね。
残念ながら9月いっぱいの限定販売でしたが、
まだどっかに残っているかも?
輸入車ではフィアット・パンダと
インテリア雑貨「ALESSI(アレッシィ)」の
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フィアット・パンダ・ALESSI
なんといってもポップな色遣い、グリーンの内装なんて
日本車じゃ絶対有り得ません。
女の子が転がしてたら、私は思わず付いていくかもしれません(笑)
こちらはまだ購入可能です。
さて、こちらにも現在購入可能な「究極のコラボもの」がありました。
お邪魔したのは九州一敷居が高いと思われるショップ
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ガレージ・レクリス
福岡市西区小戸にあります。
店内には世界中のプレミアム中のプレミアムなクルマが展示されています。
さらに・・・
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バーカウンターまであります(笑)
※お酒は出ません
そんなショップに展示されているのが・・・・
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メルセデスベンツ・CLK500 designo by “Giorgio Armani”
その名の通り、ジョルジョ・アルマーニ氏とのコラボレーションによる
メルセデス・ベンツのオープンカーです。
しかし、外観上にアルマーニとのコラボレーションを示す目印は
一切なし。目玉は内装です。
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どぉ?うですか、この内装。
オープンカーとして屋根を開けた時に見られることを意識した
ちょいと派手でシックなデザインです。
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すべて本革ではなく、敢えてファブリックのコンビにされています。
素材の質感は・・・・言うまでもありませんね。
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外装色は「マグノ・サビア」と呼ばれるアルマーニの
トレードマークであるサンドカラー。
チタンシルバーというか、絶妙な色です。
しかも、自動車の塗装では常識外れな「つや消し塗装」なのです。
これがまたシブい!
そしてトドメは、オートマチックのセレクターレバー前方に
控えめにエンボスされている
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Giorgio Armani」のロゴ
世界限定100台。
お値段は1280万円。
しかし、コレは乗り手を選びますね。
ジャージで灯油買いに行ったりはできません(笑)
ま、私がする心配ではありませんけどね。
「ロト6」は毎週木曜日抽選です

クルマ