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エース、復活の日。【後編】

7月 28th, 2011

<<前編はコチラ

attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
地蔵峠は「地獄峠」と言われるほどの峠だ。
 
 
昼飯直後で食物の消化に忙しい身体で時折現れる10%超えの坂を
上らなければならないのだ。
 
 
しかも…暑い。
 
 
asobo1123
走っているサイクリスト達も皆キツそうだ…
 
 
 
このあたりに来て筆者の身体はちょっとヤバくなってきた。
 
 
過去に阿蘇望を走った時はロードレーサーだった。
 
今乗っているマウンテンバイクもカーボンフレームで軽い部類なのだが
重量は約11kg。
 
ロードレーサーが8kgちょっとだったので3kgも重いことになる。
 
 
そして、さらに…
 
 
今回は減量していなかったため、体重は63kg。
 
最初に阿蘇望に出た時はキッチリ減量して58.5kgまで落して臨んでいたので
体重は4.5kg増。
 
合わせて7.5kgも重いことになる(爆)
 
 
いくら経験を積んだからといって、7.5kgのウエイトは重過ぎる…
 
 
1週間前のウキウキサイクリング後、疲労回復のためと結構喰っていたことを
心から後悔した。
 
 
さて、そんな言い訳を考えてみるも、地蔵峠はまだ半分も終わっていない。
 
 
一緒に走っていたミヤモッチ氏が口元に笑みを浮かべながら言った。
 
 
「なんか脚に力が甦ってきました」
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
どうやら、調子が悪かったのではなく、ただ腹が減っていただけのようだ…
 
 
ダブルエース体制は私一人のエース体制に変更となった。
 
 
asobo1125
こんな感じで私をアシスト(引きずり回し)してくれる
 
 
コッソリペースを落そうとしても
 
 
asobo1126
すぐにチェックが入ってアシストされる…
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
アンタら…鬼や。
 
 
 
身体が重い、風が止むと暑い…
 
こういう坂を上っているといつも思う。
 
 
引き返してクーラーの効いたクルマで家に帰りたい!
 
 
 
しかし、二人のアシストがそれを許してくれなかった。
 
 
 
asobo1127
前方にbb1さんがカメラを構えているのが見えた…
 
 
 
asobo1128
アシストの引きから抜け出しゴールスプリントするエースみたいな
感じで…
 
 
って、何やらすんですかっ!?
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
iasobo11261
bb1さん撮影、阿蘇望の地蔵峠をよく表した秀逸な写真。
 
今みてもキツくなってくる…(笑)
 
 
途中のエイドに立ち寄る、今日は水の消費量が多い。
 
 
 
asobo1129
最高点に到達したところで記念撮影。
 
 
 
3つ目を上り切った。
 
 
西原村に向って豪快にダウンヒル。
 
 
ミヤモッチ氏とD-kk氏は下りなのにペダル回してガンガン下って行く。
 
筆者はなるべく疲れることをしないように惰性で下った…
 
 
 
下りは快適なのだが、高度が下がるにつれて気温もどんどん上がって来た。
 
 
コース上で標高が最低地点となる西原村はかなり暑い。
 
 
ここから県道のダラダラと続く上り坂をダラダラと上り続けなければならない。
 
 
俵山が最後の峠だが、もうここから始まっていると言っても良いだろう。
 
 
最後のエイドで給水し、CCレモンを補給して出発。
 
 
asobo11301
最後の俵山を望む。
 
 
 
いよいよ最後だ、大事な大事な…
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
asobo1131
MTBの利点を活かし、容赦なく一番軽いギアに落してクルクル回しながら上る。
 
一番軽いギアなので回してもあまり前に進まないのだが…
 
なにか雑談でもして気を紛らわせたいのだが、
 
 
喋る気力がない…
 
 
途中で、Yさんが撮ってくれていた写真がコレ
 
 
asobo1132
多くのロードレーサー達を引き連れて上る図。
 
オレ、もう死んどるな… 
 
前の二人は笑っとるし…
 
 
 
ミヤモッチ氏の「あともうちょっとです攻撃」を受けながらも少しずつ上る。
 
※「あともうちょっとです攻撃」とは、あとちょっとではないこと(笑)
 
 
そして、そして…ついに
 
 
asobo11331
俵山展望所に到着〜っ!
 
最後の通過チェックを受けて、出発。
 
 
asobo1134
絶景の俵山はちょっと路面が荒れ気味だがMTBなので遠慮なく下れる。
 
アシストの二人はまたガンガンペダル回して見えなくなってしまった…
 
 
しかし、下り切ったところで待ってくれていた。
 
 
先に行ってくれててよかったのに…
 
 
ここから久木野までは下り基調、しかも追い風なので快適…
 
 
な、ハズなのに…
 
 
asobo1136
 
 
またしても40km/h前後で引きずり回し…
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
おわった…
 
 
 
あっと言う間に久木野に到着した。
 
 
サイクルマラソン阿蘇望がおわった、
 
 
はずだった。
 
 
 
しかし、ここからアスペクタへ向って
 
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
asobo1137
この坂を上らなければゴールに着けないし、クルマも上の駐車場だ…
 
 
 
dyson1
もう…漕げない…
 
 
 
歩くようなスピードで最後の坂を上りきり、アスペクタへ。
 
 
asobo1138
ゴール前の最後の坂を上りきって…
 
 
 
ゴーーーーーーーール!
 
 
 
asobo1141
125km、5時間57分
 
 
念願の、サイクルマラソン阿蘇望完走を果たした。
 
 
先週のウキウキサイクリングを合わせて310kmだ(笑)
 
 
asobo1139
エースを中心にアシスト陣と記念撮影。
 
 
阿蘇望を完走し、心に引っかかっていたものが取れ、
これでようやく「卒業」することができるという解放感に
包まれながら帰る準備をした。
 
 
自転車をクルマに積み込んで、帰る準備をし、私は2人に言った。 
 
 
「さぁ温泉入って帰りましょうか〜」
 
※参加者には周辺の温泉の無料入浴券が付いて来る
 
 
Daijyaman kk氏 「そうですね、温泉行きましょう」
 
ミヤモッチ氏「いや、私は着替えを持って来てないんで」
 
 
は?
 
 
 
 
実はミヤモッチ氏、片道70km弱の自宅から
 
 
自走で来ていた!
 
 
 
 
ぐはぁっ!(吐血) 
 
 
 
asobo1140
自宅に向って颯爽と走り去って行くミヤモッチ氏を見送った…
 
 
この日俵山を3回越えて走行距離は260kmだったそうだ。
 
 
付き合う人は選んだ方がいいな…
 
 
健康を害する恐れがありますので、自転車の乗り過ぎに注意しましょう。
 
 

 
おしまい。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 

自転車

エース、復活の日【前編】

7月 28th, 2011

2011年7月16日に185kmも走らされて走って疲労困憊だった筆者は、身体の調子が元に戻るのに
かなりの時間を要した。
 
1週間後の7月24日(日曜日)、早朝から営業車であるスズキkeiに乗って出発した先は… 
 
 
アスペクタ
 
南阿蘇だ。
 
 
 
勘の良い人ならばもうおわかりかもしれない、
 
 
そう、あのイベントである。
 
 
 
asobo1102
 
サイクルマラソン阿蘇望
 
 
がはぁっ!(吐血)(←まだ走ってないのに!)
 
 
 
また出るの?
 
 
と思われるかもしれないが、
 
実は…まだ、私はこのイベントで
 
 
完走したことがない
 
のである。
 
2007年****土砂崩れのため草千里ナシの変更コースを完走
2008年****膝痛のため前半でリタイヤ
2009年****大雨警報のため10kmで終了
2010年****口蹄疫で中止
 
という歴史を経て5度目のチャレンジとなる。
 
 
今年は晴天に恵まれて、嬉しいやら嬉しくないやらのフクザツな心境だ…
 
 
asobo1103
今回も同行するのはこの人ミヤモッチ氏

Daijyaman kk氏である。
 
イヤな予感がする…(笑)
 
 
いつもの念入りな開会式が終わって、スタート位置に移動する。
 
 
asobo1104
相変わらずのすごい人だ、やっぱり募集開始から2週間程度で定員になったらしい…
 
 
asobo1101
スタート位置に移動する筆者。
 
写真を見て頂いて気付いていただいただろうか?
 
 
バイク(自転車)はもちろん、マウンテンバイクである!
 
※「マウンテンバイク」の定義(鉄の掟)
 2.1インチ以上のブロックタイヤを装着してあり、そのままの仕様で
 すぐにでもMTBレースに参戦できる仕様であること。

 
 スリックタイヤを履いていようものなら
 
 「それでMTBレースに出られるかぁー!!」 

 と怒号が飛ぶ。
 有事の際にいつでも未舗装路に飛び込んで行けなければMTBとは言わないのである。
 

 
 
午前9時10分。
 
 
第13回サイクルマラソン・阿蘇望がスタートした。
 
 
asobo1105
まずはアスペクタから久木野へ下る。
 
 
私はこの時、一つの野望を抱いていた。
 
 
一度でいいから
 
 
トップを走ってみたい!
 
 
このイベントはレースではないのでトップもへったくれも無いのであるが、
総勢800名以上のサイクリスト達の先頭を走ってみたかったのだ(笑)
 
 
申込順にスタートするのだが、私のゼッケン番号は5番だったため、
フロントロウからのスタートだった。
 
チャンスだ。
 
 
 
あまりムキになっているところを見せずにスルスルを前に行く…
 
 
 
そして…
 
 
asobo1106
最後の一人をかわして…
 
 
 
asobo1107
 
ついに先頭キター!
 
 
 
しかし…
 
 
数秒後にロードレーサーにビュン!と追い抜かれた…
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
つかの間のトップを味わった後は、いよいよ始まります…
 
 
吉田線から上り始めます、
 
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
asobo1108
あまり勾配はキツくないが、この先のことを考えると憂鬱になる…
 
 
 
asobo1109
しかし、高度が上がって来るにつれて眺望も開けて来て、気分もよくなってくる。
 
同時に後ろからロードレーサー達がどんどん追い付いては抜いて行く…
 
 
 
しばらくするとついに…
 
 
asobo1110
D-kk氏が追い付いて来た。
 
先に行くのかと思いきや…
 
 
付かず離れずのペースで私の前を上る…
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
こっ…これはもしや…
 
 
 
エース復活!?
 
 
 
※「エース」の定義(鉄の掟)
 その場の状況で一番脚が終わっている選手を示す。元気な選手が着かず離れず
 アシスト(引きずりまわし)し、こそっと離脱しようとしても逃れられない
 状況に置く。まさに生き地獄のチーム体制(掟)なのである。

 
 
まだまだ阿蘇望4峠のうちの一つ目だ、無理せず上ることにしよう。
 
 
そんな時、後ろから声が聞こえた
 
 
「ナイトライダーさんですか?」
 
 
ひさしぶりにキター!(笑)
 
 
 
ツィッターで交流のあるMiyazono氏だった。
「はじめまして」の挨拶をし、一言二言会話してMiyazono氏はかろやかに
駆け上って行った。
 
数ヶ月前にレース中の落車で重傷を負い、最近やっと自転車に乗れるように
なったと聞いていたのだが…
 
地力がちがうんでしょうな…
 
 
asobo1111
長いトンネルを抜ける、日差しがないので涼しい。
 
 
草千里が近くなってきた頃、1台のライダーが抜いて行った…
 
 
asobo1112
マウンテンバイクじゃねーか!?(笑)
 
聞けば愛媛から遠征してきたらしい…
 
 
ヘンタイは全国にいらっしゃるんですね。
※タイヤは太めのスリックでした
 
asobo1113
草千里到着。
 
 
 
asobo11145
前方にbb1氏がカメラを構えているのが見えたので、とりあえず
ダンシングしてるみたいなポーズをとってみる(爆)
 
 
 
そのまま下りに突入。
 
 
坊中線を下る。
 
かなり気持ちがいい…
 
 
asobo1114
下りも間もなく終了。
 
 
asobo1115
エイドにて給水、オレンジや梅干しをチャージする。
 
先日のウキウキ185kmサイクリングでは、水分の他に塩分の不足も
感じていたので予め対策しておく。
 
さらに前日に買っていた塩飴をナメながら出発。
 
その前に、上の写真を見て頂くとわかるがこのエイドで
 
ミヤモッチ氏が追い付いてきた。
 
 
顔では笑っていたが、正直憂鬱になってしまっ(うわなにをするー)
 
 
 
第二の峠、箱石峠に向けて出発。
 
 
 
平地をしばらく走って上りが始まった
 
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
Daijyaman kk氏はスルスルと上って行く、筆者はまたしても遅れ気味に…
 
 
ミヤモッチ氏は私の背後でプレッシャーをかけているのか?
 
 
と思って振り向くと、
 
 
信じられない光景が!
 
 
ミヤモッチ氏は筆者から50m程後ろをキツそうに上っている。
 
 
どうやらかなり調子が悪いらしい…
 
 
これはまさかの…
 
 
 
ダブルエース体制!!
 
 
 
asobo1116
パーキングスペースでカメラを構えるY氏が見えた…
 
代わってくれ〜
 
 
箱石峠を上りつめ、通過チェックのサインをする。
 
 
ここからは下り基調だが、念のためボトルに水をもらう。
 
 
ミヤモッチ氏も追い付いて来たが、やはり非常にキツそうだ。
 
調子が悪いのか?
 
いつもの仕返しのチャンス
 
心配しながらも、スタート。
 
 
asobo1117
箱石峠を下る、前を走るはポルシェ・ボクスター。
赤い幌がイイ感じ。
 
 
 
広域農道に入る。
 
 
地味にアップダウンしながも基本は下りなので、比較的楽に走る。
 
 
asobo1118
 
下り切って平地をしばらく走り、昼食会場でもあるアスペクタへ…
 
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
asobo1119
アスペクタは少し高い位置にあるので上らないといけない。
 
しかも勾配結構キツいし…
 
 
asobo1120
アスペクタに戻って来た。
通過チェックを受けたら昼飯だ。
 
 
だんご汁とおにぎり。
塩気が少なく感じるのは体内の塩分が不足しているのだろう。
 
 
asobo1121
トマトも絶品だった。
 
 
あまりゆっくりするとスタートしたくなくなるので、
早々に後半に向って再スタートした。
 
 
asobo1122
自家用車を停めている駐車場の横を通るとき、このまま帰ろうかと
思ったが…エースという立場上、それは許されなかった…
 
 
 
サイクルマラソン・阿蘇望の3つ目にして最難関と言われる
 
地蔵峠に
 
 
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
後編に続く>>
 

自転車

自転車で健康!ウキウキサイクリング!【前編】

7月 23rd, 2011

地元大牟田の自転車仲間からサイクリングにいかないか?というお誘いを受けた。
 
 
最近、レースイベントばっかりでゆっくりサイクリングというのも
いつ以来だろう?という私は二つ返事で行くことにした。
 
 
もちろん、自転車仲間からの誘いなので、サイクリングとはいえ30km程度では
済まないことはわかっている。
 
 
朝6時半に三加和温泉(みかわおんせん)に集合。
 
夏だから早朝出発は基本です。
自宅から集合場所まで20kmあるので5時半過ぎに出発。
 
サイクリングなのでコンビニや自販機で給水することを考え、
ボトルは1本(750ml)差し。
 
集合場所に着く頃にはすでに汗だく
 
今回のメンバーは土橋塾ではなく、Daijyaman(ダイジャマン)で
 
ミヤモッチ(←今回は主催者ではないので安心・笑)
●ムラキ
easycomeeasygo
Daijyaman kk
●K村
(順不同・敬称略)
 
である。
 
K村氏はパンクで遅れるとのことで、
さっそく東に向って出発。
 
 
Daijyaman kk氏が先頭を走り、後ろに付く…
 
 
スピードメーターを見ると
 
 
38km/h
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
き…今日はサイクリングではなかったのか?
 
 
 
若干後悔の念を抱きながらも後ろにへばりついて山鹿経由で菊池方面へ…
 
 
ncm_0003
鞠智城(きくちじょう)にて休憩。
 
日向が暑い暑い…
 
 
 
菊池のコンビニでポカリスエット(900ml)を購入。
ボトルに入り切らない分はバックポケットに入れて出発。
菊池渓谷方面へは勾配は大した事ないものの、地味に
上り続けるルート…暑い。
 
 
 
ncm_0004
渓谷下の「水の駅」にて休憩。
 
ここでボトルに水を補給(750ml)
 
 
傍らを流れる清流に後ろ髪を引かれつつ、菊池渓谷方面へ向けて出発。
 
2km程走っていよいよやってきました。
 
 
 
attack32
アタックチャぁ〜ンス!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
菊池渓谷への上りは相変わらず勾配がキツい。
 
Daijyaman kk氏は相変わらずペダルをクルクル回してグングン上って行く…
 
ミヤモッチ氏はリアディレイラの調子がイマイチらしく、調整のため停止。
 
 
菊池渓谷入口前を通過し、橋を渡る瞬間だけクーラー効き過ぎのコンビニ
みたいな冷気が…
 
キモチイイ…
 
 
しかし、それも一瞬…
 
 
 
暑い…
 
 
 
 
 
後ろからミヤモッチ氏が追い付いて来た。
 
 
菊池くんだりまで自転車で来て、荒尾&玉名のサイクリストと出会ったと…
 
ブログ等で交流があったのでどなたかわかりましたが…しかし、この暑いのに…好きですねぇ…
 
 
 
ミヤモッチ氏はDaijyaman kk氏とは対照的にダンシング(立ち漕ぎ)でゴリゴリと上って行き、
見えなくなってしまった…
 
 
以前、有料道路時代に「菊池阿蘇スカイライン」と呼ばれていたこの道は、木陰も沢山あり比較的
涼しいはずなのだが…非常に暑い…
 
 
「もうすぐあの辺かな?」
 
と思いつつ、コーナーをクリアすると…
 
「まだここかよ…」
 
 
と何度も絶望しながら(笑)、少しずつ距離を稼ぐ。
 
しばらくすると、対向車線をミヤモッチ氏とDaijyaman kk氏が降りてきた。
 
上りで遅れている人の所まで降りて行って、休ませずに上るよう
プレッシャーをかけるという通称「アシスト」をするためだ。
 
※本来の「アシスト」の用法とは異なります
 
 
幸い私より後ろにeasycomeeasygo氏が居たので、私はアシストされずに
済んだのだが…
 
 
菊池阿蘇スカイラインも大詰め、木々がパッとなくなって視界が開けたら
上り切った証拠だ。
 
何度来ても気持ちが良い瞬間だ。
 
 
 
オートポリスとの分岐あたりで停まってみたものの、暑いので先に大観峯まで
行くことにした。
 
 
ncm_0009
とにかく天気が良くて、阿蘇五岳もご覧の通り。
 
 
ncm_0013
牛達もご機嫌?
 
 
 
最後の長〜い上り坂を上って、大観峯に到着。
 
 
あまりの暑さに
 
 
ncm_0016
CCレモン(350ml)を補給。
 
 
くぅうぅ〜!(←川平慈英のマネで)
 
五臓六腑に染み渡る!
 
大観峯は相変わらずの
 
 
自慢のオートバイ展示会!
 
いいねいいねぇ〜。
 
 
 
皆揃ったところで記念撮影。 
 
 
1311111628
筆者(大観峯の碑に向って左)はすでに暑さでかなり参っている。
 
 
記念撮影が終わったら、大観峯から下る。
 
 
 
ncm_0017
暑い中大観峯まで来てもピンピンしているミヤモッチ氏(笑)
 
 
下り始めたのだが…
 
 
 
ちょっと待ってください。
 
 
 
そ…そっちは
 
 
内牧温泉方面ですよ!
 
 
 
皆に釣られるようにして渋々内牧温泉へ下った… 

 
内牧に下ったからには、
 
大津方面に大回りして帰るか?

またミルクロードへ上るか?
 
 
しかない…
 
 

 
 
 
後編へ続く>>

自転車