自転車バカ達の夏フェス・・・・【最終話】
←【その1】はコチラ
←【その2】はコチラ
←【その3】はコチラ
最大の難所、地獄・・いや、地蔵峠を
クリアした私は西原村への道を下り始めた。
地蔵峠の上りで足に溜まった乳酸を除去するために
下り坂でもペダルを回して足の血行を促す。
車を煽りまくる。
嘘。
写真は「ぼかしフィルター」かけてます(笑)
あっと言う間に西原村へ下りきった。
バイパスへ合流し、俵山方面へ走る。
緩いが、上り坂。
余裕で一番軽いギア。
最後のエイドに到着した・・・
ボランティアの方々が用意して下さっている
フルーツやチョコレートなどをありがたく頂く。
そして一番大切なもの、
まさに命の水。
水がこんなに美味いと思ったのは始めてかもしれない。
行くか・・・最後の峠、俵山(たわらやま)。
バイパスから右折して、登山道に入る。
アタックチャぁーンス!
・・・・・
がはぁっ!と吐血する元気もない(爆)
最後の戦い、早くも一番軽いギア。
前方に見える風車群・・・
地蔵峠ほど勾配はキツくないハズなのだが、
前に進まない。
熱い・・・
動かないとわかりきっているSHIMANO製シフトダウンレバーを
何度も操作しようとするが、やはり1mmたりとも動かない。
木陰で休憩しているサイクリストもちらほら・・・
止まるか?
上りの途中で停まって休憩すると、
0km/hから走り出す時がツライ。
木陰を見ないようにして歩くようなスピードで通過した。
熱い・・・
前方に日産・セレナと男性が一人見えた。
その男性はボランティアの方で、歩くようなスピードで
走る私の傍に来て、ペットボトルに入った水をヘルメットから
ジャージの襟元にかけてジャバジャバと
掛けてくれた。
ひゃーーーーーー!(冷)
生き返るぅ!!
このシチュエーションで現れたそのボランティアの方は
まさに
地獄のヒーロー byチャック・ノリス
(この写真は「地獄のヒーロー」ではありません)
そしてついに・・・
頂上キターーーーーーーー!
あとはこの絶景の中を駆け下る、歓喜のダウンヒル。
といってもエンジンブレーキが無いので、
放っておけばどんどんスピードが出るため、
ブレーキ操作に集中しなければならない。
歓喜のダウンヒル動画(25秒)
※動画で見るほど、スピードは出ていません。
俵山を下りきり、下り基調のバイパスを淡々と走り
ゴール地点へ向かう。
感動のゴールシーン・笑(15秒)
終わった・・・
136km
6時間18分(休憩時間除く)
もう来年は・・・やめとこうかな(笑)
師匠に「阿蘇望完走」を報告した。
師匠は一言。
『今年は「代替コース」やろ?本コース完走できるよう
来年がんばれ』
がはぁっ!!
(吐血)
・・・
ちなみに、心拍数をモニターしながら走った今回の
阿蘇望でサイクルコンピューターが表示した
7月29日の消費カロリーは
4417kcal(爆)
ビリーも裸足で逃げ出すダイエット効果!!