自転車バカ達の夏フェス・・・・【その2】
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2007年7月29日午前9時。
「サイクルマラソン・阿蘇望」スタート。
このクレイジーイベントの参加者数は
800人!!(爆)
スタート直後の混乱を避けるため、申し込み順50人ずつに
区切ってのスタートとなる。
師匠が張り切って申し込んでくれた甲斐あって、
第一集団でスタートすることができた。
スタート直後はパレードラン
周囲の人と雑談しつつ、和やかに走る。
緩やかな坂を上り、国道325号線を横切ると
いよいよお待ちかね・・・・
アタックチャぁーンス!
がはぁっ!(吐血)
↑イメージです・笑
こういうサイクリングイベントは天草以来2回目と
慣れていない私は、つい周囲にペースを合わせてしまい
心拍数はいきなりの175拍(爆)
体力を温存するため、ウォーミングアップランすら
していなかったのが裏目に出た。
早くも噴出す汗。
給水だ。
ボトルを取って、水を飲む。
ぬ・・ヌルイ!!!!
さっきまでカチンコチンに凍っていたのに!!
これが阿蘇望の恐ろしさなのか・・・
序盤の広域農道も後半にさしかかると根子岳が正面に見えてくる。
微妙な上り坂にアタックチャンスしている筆者(赤ジャージ)
水だけでなく、梅干で塩分も補給しながら最初の最高高度である
「大戸の口」に到着。
箱石峠に向けて下り基調を走る。
牛の視線もやや呆れ気味(笑)
箱石峠に到着した。
実は、先日の大雨で箱石峠からの下りが道路陥没で通行止め
となり、今回は代替コースを走ることとなったのである。
黄色い線が元々のコースなのだが、通行止めを受けて
ブルーの線の代替コースが採用された(1周してスタート地点に戻る)
この代替コースの高度は
図の赤ライン部分。
草千里がなくなったのはちょっと残念ではあるが、
上る標高差でいえばハッキリ言って楽勝。
10kmほど距離が長くなってはいるが、
上り坂じゃないならさほど問題ないだろう。
代替コースに入った。
読みどおり、結構楽そうな感じだった・・・
序盤だけは。
先に待ち受けていたのは強烈なアップダウン。
下っては上り、下っては上る。
空しか見えねェ!!
地味?に体力が奪われていく・・・・
スタートして45km。
足に力が入らなくなってきた。
え、なんで? もう?
自分の身体に何が起こっているのか?自分の身体に聞いてみる。
猛烈に腹が減っていた
(笑)
これはイカン!こういう時にはコレだ!!
ねりようかーん!
こういう場合に備えて、ジャージのポケットには
練り羊羹とSOYJOYを2本ずつ装備していたのである。
食べて数分後、なんとか復活してきた。
すると今度は・・・・
水が無い!
歯につまったSOYJOYのカスが取れないじゃないか!(爆)
コースが変更になったため、エイド(補給所)が
50kmもの間設けられていなかったため、私の
ボトルからは水が無くなってしまった。
まだ昼食会場(スタート地点と同じ)には20km近くあるので、
やむを得ず一旦停まって自販機で水を購入し、再スタート。
コースの要所にはこういう標識や注意の看板が立っている。
熊本サイクリング協会の方々の労力は大変なものであろう。
午後12時33分、昼食会場へ到着。
走行距離:81km 所要時間:3時間30分
昼食は久木野名物の蕎麦とおにぎり。
もちろん蕎麦はアツアツ(笑)
この写真は提供していただいたものであり、
煉り羊羹とSOYJOYを食べていた私は、あまりお腹が
空いていなかったので蕎麦しか食べなかった。
汁物だけにツルツルっと美味しく頂いた。
塩でジャリジャリの顔を洗って、一息つく私を
阿蘇望の試練が襲う・・・
この昼食会場
スタート地点 兼 昼食会場 兼 ゴール地点
であり、このまま走るのを止めても全然問題ない
のである。
そこにあるテントに行って、
「もう帰りまーす」
と申告すれば、あとは温泉にでも入ってソフトクリームだ。
自転車を置いている広場への階段で、両足の太腿がプルプル
していることに気付いた・・・・
どうする?俺。
・次回予告!・・・・・・・・・・・・・・・・
どうする?ナイトライダー!
灼熱、枯渇、疲労。
リタイヤして食堂のテレビで
アタック25鑑賞か?
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【その3】へ続く→