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最悪にして最高の一日【その3】

12月 13th, 2016
最悪にして最高の一日【その3】 はコメントを受け付けていません。

<<その1はコチラ
 
史上最も楽しくない下りを経て、第一チェックポイントに到着。
 
参加者が各地から持ち寄ったお菓子や温かいコーヒーなどが振舞われ、一息つくことができる。
 
このイベントにスタッフとして参加していたDaijyaman k.k氏が居た。
 
もうここで回収して(クルマに載せて)もらおうと思った私は彼にこう言った
  
  
 
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貴様のアルファードの鍵をよこせ
 
 
彼とはもう10年近い付き合いだ…
 
私はすでにその時、彼が回答する言葉を予想していた
 
 

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とっとと失せろ、クズ野郎
 
 
私は彼の↑この言葉を待った…
 
彼のリアクションは…
 
 
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・・・・
 
 
とっととスタッフ業務に戻ってしまった…
 
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
小国の雨がより一層冷たく感じた…
 
 
 
 
アチコチで記念撮影したりして何やら盛り上がっているが、
 
もう俺、帰りたい…
 
 
ここで止めておかないと、いよいよ戻るのが大変になってしまう。
 
 
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(PHOTO by SAYAKO)
温かいコーヒーもすぐ冷めてしまう…
 
ちなみに左端が土橋塾長なのだが
 
その隣は群馬グリフィンレーシングチームのGMである狩野智也選手。
 
ヨーロッパで走った経験もある日本を代表する選手の一人なのだが、アマチュアサイクリストに混ざってびしょ濡れで楽しそうにしている(笑)
そういえば昨夜のパーティーにも普通に参加していたなぁ…
 
狩野選手はもうここで走るのをやめるとのこと。
 
プロ選手は風邪ひいたからと安易に風邪薬が飲めない(ドーピング検査に影響する可能性がある)のでコンディションを考えれば当然の選択。
 
 
 
私も風邪をひいたら仕事に支障をきたすので、土橋塾長に言った
 
 
「我々もここで…」
 
 
 
 
 
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がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
第一チェックポイントを出発。
 
 
 
激坂というほどではないものの、すぐに登り坂がやってくる。
 
 
とにかく寒いので、ペダルを回して心拍数を上げて体を温めるしかない。
 
 
それほど勾配もきつくないので体も徐々に温まってきた…
 
 
温まってきたところで…
 
 
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(photo by CHANOKO)
道路が!!
 
主催者の一人であるtearoom 茶のこのマスター「まつ」さんのFacebookにアップされていた写真の場所!
 
すごい道だが、写真がアップされているのでこのルートで合っているはず!
 
「いや、『この道が現れたら間違いです』って書いてなかった??」
 
「ちょっとfacebook見てみる!」
 
「うわわ!圏外やん!」 
 
といったやり取りをしつつ、やっぱりルートミスという結論に達し
  
 
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(photo by YOSUKE)
 
記念撮影して引き返した。
 
 
おかげで体はすっかり冷えてしまった…
 
 
 
来た道を戻っていると、他のチームが同じように登って来ていたので
 
「俺たちは用事があるので戻っているけど、このルートで合っているよ!」
 
と言葉をかけつつ走り去り、正規ルートの分岐を見つけたのでコッソリ曲がった。
 
 
 
 
そう、これは生き残りをかけたサバイバルレースなのだ…
 
 
見落としていた道を登り始める。
 
 
 
 
 
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アタックチャぁ〜ンス!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 

登りきつい…、雨が冷たい…、寒い…
 
 
 
久しぶりに頭の中で渡哲也の「日暮れ坂」エンドレスリピートが始まった…
 
 
な〜んの〜た〜めに〜、安らぎに〜背を向けて〜♪
 

 
すると、草原の中の道に出てきた。
 
おそらく天気がよければ最高の眺望なのだろうが、真っ白…
 

 
霧が出ると牛乳の中を走っているようで真っ白なことから命名されたという一説もある
「ミルクロード」が近いことを感じさせる。
 
 
しばらく走るとミルクロードに出た。
 
 
いつも車やオートバイでバビーンと快走する道だ。
 
 
 
大観峰のちょっと手前から脇道に入るルートになっていたはずなのだが、
 
そもそも「ミルクロードに脇道なんかあったか???」
 
 
ミルクロードをちょっと進むと下に道路を発見。
 
 
多分この道だろう。
 
道から外れて下り始める。
 
数百メートル下ったところで塾長が止まった。
 
 
道を横切るように土砂が流れていたのだが、
 
 
「自転車の通った跡がない」
 
 
我々が通った跡以外に轍はない・・・
 
 
この道じゃない・・・
 
 
下って来た道を登り返す。
距離が大したことなくてよかった。
 
 
ミルクロードに復帰して大観峰方面に進む。
 
すると大観峰入り口から数百メートル手前に脇道を発見。
 
 
ここだ…っつーか、こんなところに道があったとは…
 
 
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(photo by CHANOKO)
ちょうどスタッフのまつさんが居たので写真を取ってくれていた。
 
 
私は決して『太陽にほえろ』の「山さん」のモノマネをしているわけではない。
 
 
 
 
さぁ、地図によるとここから下って内牧温泉まで行くらしい…
 
 
相当下ることになる、となると引き返すのも大変だ。
 
 
下らずミルクロードをまっすぐ行って212号で小国に戻るという選択肢もある。
 
 
決断を迫られる…っーか、もう帰ろう。寒い。
 
 
 
【その4に続く】>>

自転車ネタ

最悪にして最高の一日【その2】

12月 12th, 2016
最悪にして最高の一日【その2】 はコメントを受け付けていません。

<<【その1】はコチラ

九州Heaven Ride2016がスタートした。
 
ヘルメットに「パラパラ」と音がする程の雨粒が落ちて来るコンディション、スタートしてすぐ角を曲がって100mほど下ったところで大会スタッフが立っているのが見えた。
 
道の真ん中に立って両手を広げている。
 
 
「あぁ、もう悪天候のため中止かな?」
 
と思って軽くブレーキをかけたら…
 
 
スタッフ「コチラでーす!!」
 
左の脇道に誘導された。
 
 
さっそくのグラベル(未舗装路)…
 
 
ロードバイクでグラベルなんて走ったことねぇよ
 
と思いつつも、久しぶりのグラベルにちょっとワクワクしながらペダルを回す…
 
のも束の間、MTBみたいにサスペンションなんてないし、ハンドル幅の狭いロードバイクでグラベルを走るのはなかなかキツい…
 
  
石はごろごろ、折からの雨でアチコチに水たまり…

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↑序盤のグラベル(photo by CHANOKO)

昔の宮原線という鉄道の線路跡のようだ。
 
相当長い時間グラベルを走って、ようやく舗装路に出た。
 
 
「よし、まずは最初の難関をクリアだ!」 
 
 
私はサイクルコンピューターの距離計を見た。
 
 
「4km」
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
あれだけ走って…まだ4km??
 
 
残り126km…
 
 
「もう帰りたい…」
 
 
という言葉を飲み込みアスファルトのロードを走り出す。
 
ヘヴィウェット路面ながら、グラベルを走った後だけに「極上の乗り心地」だった
 
 
小国町中心部から212号線にて大観峰方面へ。
いつもはクルマとかバイクで大観峰に向かってビューンと走っていく道。
 
 
雨足が強くなって来た。
 
満願寺温泉方面へ左折した頃にはまたもや「ザーっ!」と降り出した。
頭から流れ落ちてくる雨水が目に入ってくる程の雨。
 
「もう帰りたい…」
 
 
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軽トラ1台通るかな?という大きさのトンネル。
Heaven Rideにライトは必須だ。(photo by CHANOKO)
 
程なく走るとKOM区間に到着。
 
KOMとはKing of Mountainのことで、決められた区間の登りでタイムを競うというもの。
タイム計測は各々が持つGPS機器を使って行う。
 
当然ながら私には関係ない(笑)
 
 
しかしながら坂は登らなければならない…
 
 
 
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アタックチャぁ〜ンス!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
な…なんじゃこりゃ…?
 
 
コンクリート…時々グラベル…
 
 
KOMを獲りに行く人たちがぐいぐい坂を登っていく。
 
私は早々とインナーロー(一番軽いギア)に入れて登る。
 
 
参加者たちが止まっているのが見える。
 
ここがKOMのゴール地点(頂上)か…
 
 
するとそのうちの一人が言った
 
 
「まだあと4kmくらい登るらしいよ〜」
 
 
まだまだ続く
 
 
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アタックチャぁ〜ンス!
 
 
がはぁっ!(吐血)
 

グラベルの激坂…もう乗車じゃ登れない・・・

 
降りて自転車を押す。
 
コースクリエイターのミヤモッチ氏はスタート前に言った
 
「99%乗車で行けますからロード用のペダルでも大丈夫ですよ」
 
 
彼とはもう10年近い付き合いだ…私は心の中で呟いた。
 
 
 
よし、MTB用のペダルに換えとこう
 
 
シューズをMTB用の歩きやすいものに換えてきておいて正解だった。
 
 
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(photo by YOSUKE)

ヘロヘロになりつつ頂上にたどり着いた筆者。
 
 
「もう帰りたい」
 
 
KOMの頂上へ着いたので、次は下りだ。
ペダルを回す必要はない。
 
 
しかし…
 

その下り坂が…
 
 
すごい激坂。
 
 
しかも枯葉とか落ちてて超スリッパリー・・・
 
 
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photo by CHANOKO

ロードバイクのリムブレーキはディスクに比べて制動力が劣るため、握力が要る。
しかも雨という条件も重なり、ブレーキレバーの操作はかなり慎重になる必要があったため、下り坂なのに下ハンドルを持って腰を引き気味にして下る。
 
下りなのにキツい…
 
 
なにより悪天候によりブレーキをかけるとホイールのリムから「ガーーーーーっ!」という絶望的な摩擦音が聞こえてきて精神衛生上もよくない…
 
 
苦行でしかない…
 
 
史上最高に楽しくない下り…
 
 
 
【その3】に続く>>
 
 
 

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