走る博物館 〜その1〜
2009年6月13日(土曜日)午前7時。
筆者は、福岡市中央区の
護国神社に居た。
鳥居の前にボーっとつっ立っていると、
「クルマ入りまーす!」
と、声をかけられたので鳥居の脇によけた…
がはぁっ!(吐血)
なんと不釣り合いな!!(爆)
※もちろん、許可済みです。
そう、この日の護国神社は
ヒストリックカーイベント
GIRO DI CALDERASO(ジーロ・ディ・カルデラッソ)
のスタート地点となっていたのである。
サーキットのパドックとはまったく違う雰囲気の中、トランポから降ろされるヒストリックカー。
自走組も次々と到着し、護国神社の参道はある意味大変なことに(笑)
ヒストリックカーと神社の参道が不思議とマッチしている。
このイベントの参加資格は
1957年12月31日以前に製造されたクルマ
とされている。
ちなみに先日リポートをお伝えした「チェント・ミリア・かみつえ」に
参加していた私の友人、ドン・イデリーノ氏が駆っていた
ルノー・ゴルディーニは1968年式なので、
新しすぎて参加できない(爆)
正直に言って、52年以上前のクルマなんて
ちゃんと走るのか?
としか思えないのであるが、
その50年以上前のクルマで、福岡市の護国神社をスタートして、
福岡都市高速→九州自動車道を経て、
阿蘇・くじゅうをツーリングする
らしい。
がはぁっ!(吐血)
関東・関西からの参加者もあって、普段では絶対に見られないような
クルマが集結していただけに、通りがかりの人達も含めて沢山のギャラリーが
詰めかけていた。
エンブレムからかろうじて「MG」かな?とわかる程度で、車種などは
まったくわからないものの(笑)、いかにも自動車というスタイルな
色とりどりなクルマ達は観るだけでも良いものだ。
信じられないコンディションのポルシェ356兄弟。
このメルツェデス・ベンツ300SLはガルウィング・ドアを持っている。
筆者がわざわざ「メルセデス」ではなく「メルツェデス」と書いていることで
雰囲気をご理解いただけるだろう(爆)
この300SLのオーナーがやってきて、ガルウイングドアを開いた日にゃ…
この人だかり!(爆)
なんかいいですね〜、こういうの。
さて、そんなこんなで時間となり、開会の挨拶や神主さんによる
お祓いが行われて、一行はいよいよ護国神社をスタートする。
護国神社を右にでると、すぐに信号にひっかかるのだが…
大変なことになっていた(笑)
こっ…これは、ブガッティ!!
リアルカーグラTVですよ!奥さん!!(笑)
ってか、それで高速道路走って阿蘇まで行くの?
行けるの?
という筆者の心配をよそに、すべての車両が元気にスタートして行った。
その2に続く>>
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