自転車バカ達の夏フェス・・・・【その3】
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このまま事務局テントに行って、
「もう帰りまーす」
と申告して、近所の温泉行ってソフトクリームか・・・・
両足の太腿はちょっと「キテる」
他の参加者に釣られて、ちょっと飛ばしすぎたか?
どうする?俺。
いや・・・行くんだ、行くしかない(←田口トモロヲ調)
ここで棄権しては、師匠に破門されるし、ブログネタにならない(爆)
日陰で休憩するとそのまま立ち上がれなくなりそうだったので、
ボトルに水を入れ、水道の水を頭から被って、自転車のもとに
向かう。さすがに南阿蘇の水、水道水が冷たい!
後半のコースは
南側にスタートし、地蔵峠、俵山の2峠を越えるコースで
約50km
高低図は
赤い部分をご覧いただけるとおわかりになるだろうが、
1,100mまで上り、200mまで下って、700mまで上る
前半80km走った後、一番気温が上がる時間帯に
このハードコース・・・・
これぞ阿蘇望の真骨頂とも言える後半なのである。
温泉とソフトクリームにもの凄い未練を残しつつ、スタートした。
交差点を右折すれば、いきなり始まる
アタックチャぁーンス!
がはぁっ!(吐血)
↑イメージです・笑
「グリーンロード南阿蘇」
と呼ばれるこの地蔵峠は、道幅も広く、眺めも良いのでオートバイや
クルマで走るには最高のルート。
自転車で走るには最(略
熱い・・・
ペダルが重い、なるべく軽いギアで筋肉に負担をかけないように
しなければ・・・
もう一番軽いギアやんかー!
3段くらい重いギアを踏んでいる感覚。
全然スピードが出ない・・・
次々に抜かれる・・・
見たくもない勾配表示が、サイクリスト達の心を
折ろうとする・・・・
熱い・・・
ボトルの水をヘルメットの隙間から頭に掛けると
こっち側の世界に戻ってくることができる。
さっき抜いて行ったサイクリストが路肩で休憩している。
時速7km程度の速度で通過して行く私。
まさに、「リアルウサギと亀」(爆)
小走り程度の速度で少しずつ上っていくと
エイドが見えてきた
先着した参加者達が水や果物を補給している。
止まるか?
と考えたが、上り坂の途中であったことと手持ちの水には
まだ余裕があったので意を決して通過した。
疲労もピークになってきた地蔵峠終盤、いよいよ勾配は急になってくる。
皆キツイ。蛇行運転もやむなし。
この頃になると、
登山者向けのこの標識が
「地獄峠」
に見えてくるから不思議なものである(壊)
これぞまさに阿蘇望の真骨頂(違)
頭に水をかけて、こっち側へ戻ってくる。
あと少しだ・・・
ついに最大の難所、地蔵峠をクリアした。
叫びたい衝動を抑えつつ、西原村への坂を下りはじめた。
続く。
・次回完結!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
難所をクリアしたナイトライダーに
予想だにしなかった壁が立ちふさがる!
完走か?リタイヤか?迫る制限時間!
答えは神のみぞ知る!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【最終話】へ続く→