敵 前 逃 亡 2010 〜前編〜
今年は宮崎で発生した口蹄疫の拡散防止のため、多くのスポーツイベントが
中止となった。
毎年6月に開催されていた「吉無田MTB大運動会」も例外ではなく
残念ながら中止となっていたものの、口蹄疫の終息宣言もあり
10月17日に4ヶ月遅れで開催された。
吉無田大運動会といえば、昨年の「敵前逃亡」(リンク)が記憶に新しい…
エキスパートクラスにエントリーしたものの、あまりの激坂っぷりに
恐れをなしてスポーツクラスに変更したという苦い思い出である(笑)
今年は最初からスポーツクラスに…と思っていたらナント!
スポーツクラス廃止!
がはぁっ!(吐血)
さすがにビギナークラスに出るのはどうよ?って感じなので
渋々エキスパートクラスにエントリーした。
当日は「秋晴れ」を絵に描いたような晴天で絶好のコンディション。
会場に着いたらさっそくタープを立てて、行楽モード全開(笑)
ホッと一息ついていると、
「試走時間は残り15分です」
と言われて、大慌てで準備して試走に…
昨年、私を敵前逃亡に追い込んだ真っ直ぐ上る激坂は健在…
がはぁっ!(吐血)
いっ…いかん、これを5周はちょっとヤバい…
しかし、昨年のようなコース変更はできない。
仮にも上下真っ赤なジャージ着て、カーボンフレームのMTBにまで
乗っていながらビギナークラスにでるのは非常にマズい。
上位に入ったりした日にゃ「空気読めよ」と言われる。
上位に入れなかったらもっと酷い目に…(笑)
というわけで、諦めてエキスパートクラスで走ることにした。
まぁ、せっかくの秋晴れの休日をしっかり楽しもう…と。
まずは開会式
選手宣誓でDaijyaman k.kファミリーが登場(笑)
アットホームな雰囲気で始まった。
さて、最初に出番が回って来たのは我が娘。
昨年のこの場所で自転車に乗れるようになった娘は、
今年TREKのニューバイクを駆って小学1、2年生クラスに
エントリーした。
スタート直前、コッチも緊張する(笑)
一時最後尾まで落ちるものの、中嶋悟ばりの粘りをみせて
終盤2人を抜いてゴール。
とりあえず完走できてよかったよかった。
そして次はいよいよこの大運動会の名物イベント、
パン食い競走
我が家からは娘と嫁が出場。
筆者のウィリエールを奪い取ってスターティンググリッドに並ぶ
嫁さんと娘。
スタートの合図で飛び出す娘と遅れて走り出す嫁。
しかし、パンがぶら下がっている位置に来ると、嫁はすぐにパンに
噛み付いて一位通過(笑)
娘はなかなかパンに噛み付けずに手こずっている。
「角に噛み付け!」とアドバイスし、娘を応援する筆者。
無事にパンをゲットしてクリアすることができた。
しかし、帰宅後に写真を整理していた私が見たものは…
手ぇ使っとるやんけ!
がはぁっ!(吐血)
まさに神の手ゴール(意味不明)
さて、そんな感じで和やかにパン食い競走が終了し、いよいよ
エキスパートクラス
嫁&子供はテントの中で遊んでいるのでスタート地点の写真は無し(爆)
12人というチョッピリ寂しい人数で行われた。
号砲一発、スタート。
芝生のインフィールドを回る、集団から離れないように走っていたが、
上りに入った瞬間にさよーならー(爆)
敵前逃亡坂にさしかかる、ヤバい。マジでヤバい。
ようやく上り切ってすぐに下りが始まるが、心拍数が上がり過ぎていて
下りのコントロールが上手くいかない。(もともと上手くはないのだが・爆)
早くもヘロヘロになってようやく一周目が終わり。
もう止めたい。
2周目の上りに突入する頃、トップグループは既に敵前逃亡坂を
上り始めていた…
がはぁっ!(吐血)
たった一周でここまで差がついてしまうと流石に焦る。
敵前逃亡坂にさしかかる…
早く上り切ってしまわなければ…
その時。
重心位置が後ろ過ぎたのか、フロントが浮き上がってしまい…
転倒(笑)
また、やっちまった…
頂上で声援を送っていた泉分校生が心配してくれたが、
スグに立ち上がって自転車を押して上る。
下り始める頃にはトップグループはインフィールドを
終えて上り始めている…
3周目突入。
上りセクションに入る頃にはもうトップは下り始めていた。
この周回、敵前逃亡坂を押して上る作戦を試した。
しかし、
余計にキツかった…(笑)
4周目に突入し、インフィールドを回って上りに入ったその時!
後ろからDaijyaman k.k氏キター!
そう、この人はトップを走っていて、抜かれたら周回遅れなのである。
しかし、邪魔しちゃいかんので(笑)道を譲った。
4周回目の敵前逃亡坂にさしかかる時、視界の隅に入って来たのは…
ミ…ミヤモッチ氏!
今回は私が敵前逃亡しないかと監視するために、レースには出場せず
自走で応援に来られていたのである。
そのミヤモッチ氏がニコニコしながら撮影してくれた写真がコレ
見るだけで太腿がダルくなってくる写真だ。
後ろを走るのは2番手のY氏、この後周回遅れにされる(爆)
レース前に
周回遅れになった時点でレース終了
と言われていたのだが、本部前に戻って来た私に
実況MCは一言。
「ナイトライダー選手は最後の一周に入ります」
がはぁっ!(吐血)
もうやめさせてくれよー
一人旅状態で坂を上る。
敵前逃亡坂にさしかかると頂上からミヤモッチ氏がかけ声を掛けてくれる
「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」
そのかけ声に合わせるようにペダルを回し、フロントタイヤが
浮き上がらないよう前傾姿勢を強める。
まったく余裕なし(笑)
前を走る選手が見えたものの、追い付けずに最後の坂を下り切って
ようやくゴール。
結果は
最下位(爆)
ダメだこりゃ。
続く>>
MTBには全く違うテクが必要なようだ。
>mcfmさん
テクニックも必要ですが、私の場合はそれ以前な気がします(爆)
ブログにお邪魔します。
MTBの坂も面白そうですね。
機会があれば是非登ってみたいです!!
マラソンも頑張ってネタ作って下さい!!
お疲れさまでした! 色々なドラマ???があったんですね。
神の手とか。(笑)
でもあの坂を5回も上ったって、すごいことですよね。
私もミヤモッチさんのにやけた顔の応援(Sモッチに変身)を
経験した1人です。 ただ、反応する余裕すらありませんでした。
>y_miyazonoさん
コメントありがとうございます。
MTBの坂は勾配+荒れた路面という二重苦を楽しめますので
是非(爆)
>塾長さん
いろいろありましたが、総じて楽しかったので
ヨシとしておきます。
ドMは行き過ぎるとドSに変化するようですので
注意が必要ですね。