Archive

Author Archive

屈辱の日曜日

4月 30th, 2008

2008年4月27日(日曜日)
 
 
先日のハーフマラソンを一緒に走った友人のisa氏が
オートバイで大観峰にコーヒーを飲みに行く
おっしゃるので、私もネタ作りのために行くことにした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自転車で。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
家から大観峰までの距離は約80km
 
 
 
 
 
 
まぁ、上りがキツい以外はほぼ平地なんで、なんとかなるっしょ。
 
 
ってことで…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
IMGP0405.JPG
 
午前6時03分、出発。
 
 
 
 
 
 
 
真冬に比べればたいしたことないとはいえ、早朝はまだ寒い。
 
実は自転車で公道を走るのは3月2日のサイクルマラソン天草以来。
 
 
 
 
 
まぁ、なんとかなるっしょ。
 
 
 
 
 
 
序盤は快調に距離を稼ぐ。
 
いつもはオートバイやクルマで走っている道を自転車で走ると
速度が遅い分、新しい発見がある。
 
 
途中で、朝練帰りと思しき自転車とすれ違い、軽く会釈する。
 
 
 
 
腹へって来た…
 
 
 
 
 
 
 
  
IMGP0407.JPG
 
途中、「べんとうのヒライ」でうどんを補給。
 
 
 
 
 
再スタート。
 
 
 
 
 
 
 
 
しばらくして異変に気づく。
 
 
 
 
 
 
 
 
膝が…痛い??
 
 
 
 
 
いや、スポーツニュースとかで良く言う
「膝に違和感」ってやつか?
 
 
 
 
 
 
まだ平地で40km程しか走っていない。
 
 
 
 
 
 
そのうち良くなるだろうと思っていたが、
良くなるどころか、違和感が痛みに変わって来ている
ような気がする…
 
 
 
 
 
菊池市に入るころには膝の痛みに加えて尻も
痛くなり、もの凄い疲労感が襲って来た。
 
その疲労感たるや、100kmを越えたあたりに
襲って来るものと同程度。
 
 
 
 
 
今日ヤバいかも、俺。
 
 
 
菊池温泉の坂を上りきり、アップダウンが始まるが坂を満足に上れない。
 
 
だましだまし走る
 
 
 
とにかく左膝のご機嫌を損ねないように…
 
 
 
 
 
 
 
IMGP0408.JPG
 
ようやく…ようやく、菊池渓谷水の駅に到着。
  
いつもの倍くらい長めに休憩を取って、再スタート。
 
 
 
 
 
しかし、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
菊池渓谷への上りが始まる前、
 
 
 
 
 
膝がいよいよヤバくなってきた。
 
 
ペダルは回せるものの、力は入らない(入れられない)
 
 
 
 
 
 
 
こんな状態で上りきれるほど、菊池阿蘇スカイラインは甘くない。
 
 
 
 
 
私は決心した。
 
 
 
大観峰に向っているであろうisa氏に途中で引き返す旨メールを
送って、Uターンした。
 
 
 
 
自転車を初めて1年と9ヶ月。
 
 
 
 
目的地を定めて出発して、到達できずに引き返すのは初めての事だった…
 
 
 
 
 
疲労感に加えて襲って来た「中途半端感」
 
 
 
 
 
 
 
菊池市へ戻るアップダウン道路のちょっとした上り坂すら上れなくなってしまい、
 
ついに…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
IMGP0409.JPG
 
押し歩き
 
 
 
 
この情けない自分の姿を残しておきたいと思って、セルフタイマーで
撮影した(笑)
 
 
 
 
 
 
這うようにして菊池市民公園に到着。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
IMGP0410.JPG
 
足湯に浸かりながら、嫁さんにレスキューコールをした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
待つ事1時間半。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
IMGP0413.JPG
 
自転車と一緒に「中途半端感」も載せた(爆)
 
 
 
 
 
ここまで来たんだから、美味い物でも食べて帰ろう。
 
 
 
 
という我々夫婦の希望を粉々に打ち砕く、娘の一言。
 
 
 
 
「ジョイフル行きたい?!」
 
 
ジョイフルで子供用のセットを注文するとオモチャが貰えるのである。
 
 
 
菊池まで来てジョイフルかよ。
 
 
 
ジョイフルが悪いとか言うのではなく、
いつもジョイフルで昼飯食ってるんですよ、パパは(笑)
 
 
 
 
 
 
せっかくの晴れの日曜日、大観峰にも到達できず、自力で家にも帰れず
菊池まで来ておきながら、昼飯はいつものジョイフル
 
 
 
 
この「中途半端感」…
 
 
 
 
 
私はムルティプラのノーズを我が家の方向に向け、帰路についた。
 
 
 
クラッチを踏むたび、左膝に鈍痛が走る…
 
 
 
 
嫁さんにも中途半端な日曜日を過ごさせてしまった、すまん。
 
 
 
 
 
 
 
IMGP0422.JPG
 
気晴らしに、自転車を掃除してあげた。
 
 
 
 
 
思えば、最近はチェーンに注油する程度でまともに掃除してあげてなかったな…
 
 
 
今回の膝の痛みも、自転車がスネたからだったのかな?
 
 
 
 
 
 
  
いや…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただの練習不足です。
 
 
 
練習すればするだけ強くなり、サボればサボる程弱くなる。
 
  
それを痛感した、屈辱の日曜日。 
 
 
 
 
中途半端感いっぱいのまま、つづく…
 
 
 
 
 

自転車

スゲぇ乗り物

4月 21st, 2008

 
まさに「行楽シーズン」な今日この頃、
いかがお過ごしでしょうか?
 
 
 
 
さて私は先日、 5歳の娘を持つ父親としての重要な役割
果たすべく、出かけて参りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192148.JPG
セントレジャー城島高原パーク
(旧・城島後楽園ゆうえんち)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の目的はコレ
 
 
 
 
 
 
 
_4192105.JPG
「楳図かずおのおばけ屋敷 安土家の祟り」
   
  
 
 
 
 
 
 
 
_4192108.JPG
受付では超リアル蝋人形がお出迎え。
 
 
 
 
恐すぎる…。
 
 
 
 
 
  
 
 
 
娘も大喜び!
 
 
 
 
 
 
 
 
なワケはなく(爆)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本来の目的はコチラ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192116.jpg
「Yes プリキュア5 GOGO!」キャラクターショー
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
このキャラクターショーは「かしいかえん」でもやっているのですが、
次回公演はゴールデンウィークのまっただ中!
ってことで、少しでも人出が少ないであろう土曜日を狙って
城島高原までやってきたのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「がんばれー!」とプリキュアを応援したりして、30分程で
キャラクターショーも終了。お約束の記念撮影もして、
娘も大満足の様子でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて…
 
 
 
 
 
 
 
ここからはオトーサンのネタ作りタイム!!(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
実は筆者本来の目的はコレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
_4192094.JPG
セグウェイ試乗!(爆)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
price0804.jpg
最近追加されたアトラクションで、
5分間¥500円で乗れます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192080.JPG
フットボードに付けられた黄色いテープの
部分につま先を合わせるように立ち、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
_4192081.JPG
ハンドルを握ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
係員さんはすでにセグウェイから手を離しています。
 
 
 
 
 
 
ちょ…ちょっと!(汗)
 
 
 
 
 
 
おおおおっ!自立している!
 
 
 
 
 
 
もっと忙しくタイヤを前後に駆動させてバランス取るのかと
思っていましたが、本当に「静止状態」で自立しています。
 
 
 
 
 
 
係員さん「ハンドルにおなかをくっ付けるような
     感じで体重を前にかけて下さい」

 
 
 
 
 
うぉぉぉおぉぉぉぉ! 進んだ!!
 
 
 
 
 
 
 
体重を後ろにかけるとス?っと減速→停止。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192071.JPG
端の方で係員さんに見てもらいながら練習中の筆者
(ヘルメットとエルボープロテクターは着用義務あり、貸してくれます)
  
 
 
 
 
 
操舵はハンドルを左右に倒して行いますので、
曲がる時はハンドルを曲がりたい方向に傾けながら
体重を前にかけます。(文章にすると難しいなぁ・笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
二輪で走っているからと言って、いつもの癖で
左右の体重移動で曲がろうとしても曲がらないというところ
だけがちょっと慣れが必要な部分でした。
 
 
 
 
 
 
慣れてくると、直進だけならばハンドルに手を添えておく程度で
前後の体重移動だけで、加減速ができるようになってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192078.JPG
右コーナーに進入中の筆者。
  
なんかシュールな画ですね(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あっという間に5分が終了。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう一回…
 
 
 
 
と行きたい所でしたが、嫁さんと娘を待たせて
いましたので(笑)断念…
  
 
 
 
ちょっとだけ細部観察。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192086.JPG
日本語のコーションラベル付き。
 
左に見えるのがハンドルのマウントで、ここを支点に左右に
倒して操舵します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192082.JPG
乗車しない時は小さいスタンドを立てておきます。
 
 
 
タイヤは専用品のようでした。
 
 
 
 
 
 
 
というわけで、5分間という短い間でしたが、前から気になっていた
セグウェイに試乗することができました。
 
 
 
 
 
 
やはり特筆すべきはその操作感覚
 
 
通常、
 
 
「前に歩きだそう」
 
 
 
と思ったら身体の重心を前方に移しますよね?(無意識に)
 
 
アレと同じ感覚で前に進んだり、止まったりできるのです。
 
 
スロットルが…とかブレーキがどうとか考えることなく、
自在に動かすことができる
のです。
 
 
 
直感的に乗るって感じでしょうか?
自分の意志で動かしているような感覚です。
 
 
 
 
 
  
 
 
左右二輪だけで前後にひっくり返ることなく走るという
そのテクノロジーもスゴいのですが、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192135.JPG
男だろうが女だろうが、5分の試乗時間で誰もが自由自在に乗り回せるように
なっている
のがセグウェイという乗り物の最も凄いところではないかと思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
さてこのセグウェイ、日本でも販売されており、車両本体価格は
ベーシックタイプで¥935,000
 
芝用モデルも有り、ゴルフバックキャリアを装備した
「ゴルフ向けパッケージ」なんてラインナップもあって
¥1,125,000
 
詳細はコチラ
SGI JAPAN
http://segway-japan.net/index.html
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
_4192089.JPG
一般人がネタで買うには高すぎますので(笑)、城島高原行って
試乗してくるのが良いと思います。
 
 
 
  
 
 
 
 
 
城島高原は九州横断道路(やまなみハイウェイ)沿いにありますので、
 
 
 
 
_4192152.jpg
ここは本当に日本なのか?…という光景も楽しめますので、
おススメです。
 
 
  
    
  
 
 
おしまい。
 
 
 
 

その他

開通前の道路調査【前編】

3月 25th, 2008

2008年3月29日
 
 
 
新しい道路が開通する。
 
 
「有明海沿岸道路」
 
  
地元の人々からは「誠道路」などと言われているが(謎)
※知りたい方は「誠道路」でググってみてください
 
 
車界学研究の一環として、新しく開通する道路の
下調べを行わなければならない
という使命感のもとに
なんとかその機会を持てないだろうかと思っていた矢先、
とある場所でみかけたポスター。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
08032316.JPG
 
有明海沿岸道路開通記念
ウォーキング&マラソンフェスタ

 
 
 
 
 
 
開通前の道路で開催されるこけら落とし的イベント。
 
 
自転車で走れるならすかさず参加なのだが、なんせ
ランニングとウォーキングは守備範囲外。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
08032317.JPG

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
08032315.JPG
ええい!参加じゃぁ!(爆)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イベント当日は、
 
 
 
 
ときどき雨」…などと生易しいものではなく、
 
 
 
 
完膚なきまでにに「雨」
 
 
 
やむ気配すら無し。
 
 
 
 
 
ぜんぜん上がらないテンションの中、「こんな雨で参加者居るのか?」と
思いつつ会場に到着すると…
 
 
 
すごい参加者の数!
 
 
 
 
みんなこんなコンディションの中、走るの?(笑)
 
 
 
 
 
 
 
私が参加するのは「ハーフマラソン」コース(20km)。
 
 
 
にじゅっきろ。
 
 
 
今まで走った一番長い距離は高校時代のマラソン大会で
 
10km。
 
 
 
じゃぁ、10kmコースにしとけば良いのに。
 
 
 
と思われるかもしれない。
 
 
しかし、
 
 
10kmコースと20kmコースではいずれも参加費が2,000円と同じである。
 
 
 
つまり
 
10kmコースで2,000円を払っては
 
 
 
 
割り勘負けしてしまうのである。(爆)
 
 
 
 
 
しかしながら、20kmは未知の領域
 
少しでも足の負担を和らげられるよう、ワコールのCW?Xを購入したり。
やや重めながら、底が分厚くて衝撃吸収性に優れる初心者用の
ランニングシューズなどを調達してモノに頼りつつちょっと練習してみた。
 
 
いくら自転車で100km以上走ったことがあるとはいえ、
自転車とランニングでは使う筋肉が全然違う
 
最初は5km程走ったら足が筋肉痛になっていた(笑)
 
 
 
結局、練習では連続10kmまで走れることを確認した状態
イベント当日を迎えた。
  
 
 
 
そして、
 
2008年3月23日、午前10時。
 
ハーフマラソンクラス、スタート。
 
 
 
 
 
 
 
その頃私は、この手のイベント特有のトイレ行列に並んでいた(爆)
 
ようやくトイレから出て来たのは10時15分
 
 
 
 
しかし、これはレースではないので、焦ることなく記念撮影。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0803232.JPG
スタート地点前にて
 
上半身は”正装”である自転車用のジャージ&ベスト(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0803231.JPG
こんな人達も居た。ネタのためとはいえ、寒いのにご苦労なことである(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなこんなで、私の初マラソンはスタートした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0803234.JPG
写真は今回一緒に参加した友人のisa氏(ブログ初登場)。
 
 
 
 
 
 
 
 
もともとオートバイ繋がりなのであるが、自転車はBSモールトン、
クルマはシトロエン・クサラ・ピカソを所有するヘンタ…いや、
「自分で運転する車輪付き乗り物マニア」である(笑)
 
 
 
さすがに日頃から春日公園をホームグラウンドとして練習をしている
というだけあって、安定した走り。
 
 
 
 
しかし、isa氏も20kmは未知の領域だという。
 
 
ネタのためとは言え、お互い大変である(爆)
 
 
 
 
 
さて、スタートして5分程経過した頃…
 
 
 
10kmクラスの皆さんが後ろからやってきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0803235.JPG
  
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
驚愕のペース…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0803236.JPG
 
もの凄い速度差で抜き去られ、あまりのショックに目眩を覚える筆者。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも、ハーフマラソンクラスでは我々が最後尾だったようで
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
0803237.JPG
 
後ろに救急車がついて来る始末…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これで、何時ぶっ倒れても安心!!(爆)
 
 
 
 
 
 
後編に続く→ 
 
 
 

脱線ネタ