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宮崎県の状況

5月 17th, 2010

私の従兄弟であり小・中・高校の同級生である
Tくんは現在、宮崎県で農業に携わっています。
 
そのTくんが書いた日記をこちらにも転載して
おきます。

マジでヤバいことになっているようです。 

 
******現場状況

自転車も「菌」を運びます(口蹄疫 問題)
自転車乗りの皆さんもご協力お願い致します。

5月11日16:26
最前線で消毒等に関わる人達から、貴重なお話を得たので、まずはそちらを。

★地元民だろうが、絶対に通過するなポイント★
このポイントに住所をお持ちの方だけ、通行して下さい。更には、必ず侵入の際は消毒を徹底して下さい。

ポイント
・高鍋のトヨタから通山小学校に向けて上がる坂道
・川南のホテル『パイン』から山ではなく、海側に入る道
・通山小学校から高鍋に向かう道

すでにこの3ポイントはほとんど通行禁止にはなっていますが、裏道含めて絶対に通過しないで下さい。なぜなら、この3ポイントを結ぶ地点に

家畜改良事業団

の施設があります。この施設は宮崎県の畜産の最重要施設で、現在、宮崎県のありとあらゆる種の種牛が居るそうです。こちらがやられた場合、宮崎牛ブランドは完全壊滅との事。

元の宮崎牛ブランドに戻すまでに、最低でも20年かかると聞いております。

宮崎の財産です、これだけは守りきらなければなりません。

ご協力をよろしくお願い申し上げます。

次に、もっとリアルな損害状況を確認して参りました。

1.川南のAコープ(JAOと呼びますが)のブランド、ヤングビーフ
こちらは、ほぼ壊滅です。ヤングビーフを肥育された農家さんが、今回の件でいなくなってしまったので、きちんとした供給が出来る物ではありません。当分、食べられなくなるでしょう。

2.はまゆうポーク
川南はメインの生産地でしたが、こちらもほぼ壊滅。原種豚センターがやられたので、必然的にそうなるそうです。豚ってのが、牛と違い、直接の交尾での繁殖を行う家畜の為、保管精子などはほぼ無いに等しく、また町外の無事な豚や町内の無事な豚を含めても、現在の供給量にはほぼ遠くなりそうだとの事。

3.ハーブ豚
こちらは浜勝なんかでも、よく見かけるやつですね。こちらもメインの生産を行っていた所が被害にあっています。勿論、県内各地でこちらの施設以外でも生産を行われていたでしょうが、中心生産地は川南だった様で、今後はハーブ豚自体の供給量に大きなダメージがあるとの事。

これら3つは今後、口にする事が困難になる事が予想されます。

更に最悪の事態と致しましては

川南のソーセージ店舗 ゲシュマック

こちらは、あじ豚と言うブランド豚を育成しており、こちらの施設はまだ無事を確認しております。

しかし、もしここもやられてしまうと、ソーセージが無くなります。高鍋の居酒屋さんには、こちらの肉のしゃぶしゃぶなんかがありますが、それも無くなってしまいます。

ファンの多い、肉と店舗ですが、非常に恐ろしい状況下ではあります。

消毒の徹底と不用意な感染確認地への侵入はお止め下さい。

また、牛と豚自体がダメだと言う事は、堆肥がダメになるんだよ

と別の方からお聞きしました。つまり現在、畜産部門だけでなく、一般的な農家さんにも深刻な状況が訪れています。夏に向けての作付けが出来ないそうです。

これらを統合すると6月以降は野菜・肉、共に供給量が著しく減少する事が予想されます。

それでも、報道されないんです。僕の記したすべては、僕が書かないと新聞やニュースには載りません。

しかし、きちんと知らないと、7万6千頭(現在はさらに増加しています)と言う数字だけが一人歩きしてしまっているのです。何が無くなってしまって、それを取り返すのがいかに過酷であるのか、これを知って欲しいです。

そして、それをずっと放置してきた現政権の余りにも酷過ぎる悪行を。

ソースはこちら
http://ameblo.jp/hino505508/

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