最強の交通手段
さっそくですが、
輪行(りんこう)
という言葉をご存知ですか?
そうそう、そうですよ。
我らが地元福岡のサッカーチーム、
アビスパ福岡のフォワード・・・
アビスパ福岡公式サイトより
そりゃリンコンやろ!!
掴みはオッケー(死語)
「輪行」っていうのは、自転車を折りたたむ(または分解)して
鉄道などの公共交通機関で運ぶことを言います。
この方法を使えばどこにでもサイクリングに行けるわけですから、
自転車を趣味としている方々には結構メジャーだったりします。
もちろん家からサイクリングに出発したけど、出先で天気が悪くなったり
帰るのが面倒臭くなったり(笑)した場合にも、最寄の駅から
電車で帰って来るという便利な使い方もできます。
しかしながら、この輪行にもルールが有ります。
畳んだり分解しても自転車は金属のパーツで出来ていますから、周囲の人に
迷惑をかけないように「輪行バッグ」という専用の袋に入れなければ
なりません。
JRは無料で持ち込めますが、鉄道会社によっては手荷物料金を徴収
される場合があるようです。
西鉄電車は無料みたいですね
http://www.nishitetsu.co.jp/train/guide/eigyou_7.htm
しかも、畳んでもそれなりの大きさになるため、路線バスや
混雑する時間帯の電車には乗れません。
という具合に、ちょっと面倒ではありますが、この輪行という
方法は結構使えるわけであります。
自転車と公共の交通機関を組み合わせた最強の交通手段といえる
輪行、皆さんも是非挑戦してみましょう。
で、今回は終わりではありません(笑)
今年、究極とも言える輪行に適した自転車が
日本で正式に発売開始されました。
その名も
「A-Bike」
コレです
さっそく買った人が私の身近に居るわけですが・・・(爆)
べつにウケ狙いの商品ではありません(笑)
本当に人間が乗って移動できるのです。
イギリスのサー・クライブ・シンクレアという
有名な発明家により考案されました。
イギリス人で「サー」の称号を持つ人ですから、
その功績を想像するに難くありませんね。
「サー」ですよ「Sir」
さー!
掴みはO.K!(もういいって・・・)
「サー」の称号についての詳細はググッてもらうとして(笑)
このA-bike、折りたたんだ時のコンパクトさが並ではありません。
500mlのペットボトルとの比較です。
いかにコンパクトかがお解りいただけるでしょう。
重さも5.5kgと軽量。
A-bikeのロゴ、「A」がこの自転車のカタチをしているのが
わかりますね。
コンパクトに折りたたむために特殊な形状となっている
サドル。
見た目よりも座り心地は悪くありません。
そして、やはり一番驚くべき事は
折りたたみの作業(というより操作)がもの凄く簡単なこと!
この日のためにスムーズに組み立てできるように特訓してきた(笑)
オーナーのSさんに実演していただきましょう。
初めてyoutubeに動画アップしてみました。
どぉーうですか?
最後に「すばらしい!」と呟いているのは私の声です(笑)
で、気になるのが
「マトモに走れるのか?」
なのですが、これがなかなかどうして結構良く走ります。
ちょっとスピード感を演出してますが・・・(笑)
それでも小走りよりは全然速いですね。
ギア比が絶妙で、ペダルは重すぎず軽すぎず、軽快に走れます。
チェーン駆動なのですが、チェーンは完全にカバーされているため汚れません。
普通の自転車みたいなスピードでは走れませんが、このコンパクトさと
軽量さならば普通に路線バスにも乗れますし、少々混雑気味の
電車に乗っても全く問題ないでしょう。
バスの座席の下に置いてもこんな感じです。
(わざとバッグのファスナー開けてます)
この黒いバッグは付属で付いてきます。
このA-bike、気になるお値段は
¥58,800(税込み)
高いととるか安いととるかはアナタの使い方次第。
使い方次第ではすぐ元も取れる(?)
詳細は公式サイトへ(日本語サイトです)
http://www.abike-uk.com/
気をつけていただきたいのは、
無数に類似品が存在している
ということ。
「A-bikeタイプ」とか「A-ride」とか(笑)
ホンモノのA-bikeでも、正規輸入ではない
品物だと初期不良に対する保証が受けられない
そうです。(シリアルナンバーチェックが入るらしい)
買うときは正規モノかどうかしっかり確認しましょう。
というわけでこのA-bike。
考えれば考えるほど用途は無限に広がります。
往きは乗っていって、帰りは畳んで持って帰る
ことができますから、飲み会の時も役立ちそうです。
(酒飲んで乗ってはイケマセン)
もちろん、
合コンに乗って行けば
掴みはオッケー!