マニュアル車推進委員会推薦
突然ですが、私・筆者は
「マニュアル車推進委員会」
の理事を務めております。
(現在会員数1名・会員募集中)
世界に誇る自動車産業大国である
わが国において、
マニュアル車が新車として登録される台数は5%
と言われています。
実に嘆かわしい!
というわけで、今回のお題は・・・・
マニュアル車
しかも
左ハンドル!
シートアレンジや電動ドア、多機能ナビなど
走りに直接関係しない部分のアピールに終始した
CMを展開する最近の自動車は「動くリビング化」し、
ステアリングを握る人 = 運転手
(↑ニュアンスね、ニュアンス)
という扱いとなっています。
そんな風潮に真っ向から挑戦状を叩き付ける
「運転することの楽しさこそ最大の特徴というクルマ」
それが
PORSCHE CAYMAN(ポルシェ・ケイマン)
2.7リッターエンジンを積む一番ベーシックな
バージョン。
ドアの後ろのエアダクトがミドシップ(後ろにエンジンがある)
であることを物語っています。
この後姿・・・たまりませんねぇ。
奇をてらうことなく、機能性の追求のみ感じる
ことができる味気ない(笑)コクピット。
まるで幌と被せたオープンカーのような閉鎖感(笑)を
もつ室内、もちろん2シーター。
女の子ウケはしないでしょう(爆)
しかし、それでいいんです!
これぞまさに「ドライバーの仕事場」(笑)
シンプル極まりないメーター回り
ドライバーから一番見易い位置にはデカいタコメーター。
これはスポーツカーにおける基本中の基本です。
タコメーター内にスピードがデジタル表示されるので、
左のスピードメーターはほとんど見ないで済みます。
視線の移動が少なくて済むメリットがありますね。
今となっては控えめに見える17インチホイール。
これで十分ってことでしょうな。
さて、乗ってみます。
ポルシェ伝統の左側にあるキーシリンダーに
キーを差込み、エンジンスタート・・・・
あれ、エンジンかからん・・・
がはぁっ!(吐血)
↑イメージです・笑
気を取り直して・・・
ターボもなんも付いてない2.7リッターエンジンは245ps。
怒涛の加速が味わえるわけではりませんが、
「ぎゅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
と回っていくエンジンのフィーリングはハッキリいって
た ま り ま せ ん (笑)
背後にあるエンジンからは雑音を取り除いたエンジン音が
しっかりと聴こえてきます。
このあたりのスポーツカー演出が上手いですなぁ・・・ポルシェ。
マニュアルミッションの操作感もすばらしいの一言。
しっかりとした手ごたえがありつつも、「手首の返し」だけで
変速できるこのフィーリング・・・
私の中に「俺」が帰ってきますよ(違)
長くなりそうなんで、この辺でやめとこ(笑)
渋滞気味の旧3号線も走りましたが、低回転でもちゃんと
走ることができますので、気難しいところはありませんでした。
ナビはオプション(さすが!)、ばっちり効くオートエアコンと
ステレオは標準装備。
ダッシュボードに付いている格納式カップホルダー(!)
と、最低限の快適装備は付いています。
ですが、あくまで主役はドライバー。
ドライバーだけが気付くことのできる、ポルシェからの
気遣いが随所に感じられます。
このシフトレバー裏に施された凹み。
3速→2速に落とすような手前に引く操作をする場合に
この凹みが右手中指の「腹」にピタリとハマるんです(笑)
こういう配慮とか
後方確認するたびに見えるリアフェンダーの膨らみ
こういうのを見るたび一人でニヤつくわけですよ(笑)
というわけで、運転そのものを純粋に楽しめる生粋のスポーツカー
ポルシェ・ケイマン。
気になるお値段は
633万円(登録諸費用別)
残価設定ローンとかもありますので、気になるアナタは
ディーラーへGO!
NGワード:「宝くじ当たったら買おう」
仕事がんばろ。
取材協力:ポルシェセンター博多
マニュアル車推進委員会に僕も入れてください。
しかし、ポルシェはポルシェにしかない世界がありますね?。
乗ってみたい。
仕事頑張ろう。
>こばまんさん
入会ありがとうございます。
共にオートマ車撲滅に向けて
努力しましょう(笑)
私も入れて下さい。2007年から会員増えていないのは悲しいですね。検索して今気付いた次第です。私はポルシェには手はとできませんが、マニュアル推奨派閥の人間です。自家用車が都合で福祉車両なのでその設備車にMT設定がなくATですが、運転席の左側に木箱を置き王の字に穴を開け折りたたみ傘の枝を差し込み、その模擬マニュアルシフトを握ってエアで左足を踏んでシフトチェンジしながら運転しています(ばか)。好きな車種にMT設定がないのが問題です。MT車普及を皆で訴えましょう。