Home > 自転車 > 最●の自転車イベント

最●の自転車イベント

3月 23rd, 2011

東京マラソンレポートを書こうとしていた矢先に、震災の
衝撃的映像を見てしまい、かなりテンションが落ちしまっていた
私は、2011年3月20日…

「トレール・トレース・バイキング」という
マウンテンバイクを使って行うラリーレイドに
参加した。
 
通称「とれとれ」と呼ばれるこのイベントには、このブログにも
しばしば登場している男・HIDEKI HIDEKI the MAN
かなりハマり込んでいて、前々から「出ろ!」と言われていたのである。
 
 
朝から雨が降る中、テンションも上がらぬまま会場へ…
 
 
tamana4
雨はしっかり降っているものの、参加者の皆さんは何のためらいもなく
自転車を降ろして準備している。
 
いつも出ているレースに比べるとウェアのテイストが違っているのが
お解りいただけるだろうか?
 
今回のラリーレイドも開催に関していろいろ議論があったらしいが、
被災していない我々まで沈み込んではイカンということで開催が
決定され、
 
tamana3
エントリーフィーの一部と義援金の募金箱が設置され、
被災者支援のための義援金として使うチャリティイベントとなった。
 
このイベントが中止になっていたら、私は家でテレビ観てまた沈み込んで
いただろう。主催者の前向きな判断に感謝である。
 
 
tamana2
ブリーフィングが始まった。
 
コースクリエイター(毎回異なる)から説明がある。
 
手元には1/25,000という縮尺の地図があるが、見ても何がなんだか
わからない(笑)
 
※地図の写真は掲載しません。
 
コースは決まっていて、そのコース上にあるチェックポイントを
正確に全部回って戻って来なければならない。
 
チェックポイントにはその場所に行かないと答えがわからない問題に
答えたり、チェックするスタッフが居て、通過チェックされる。
 
さらにはそのスタッフが居るポイントは方向指定があって、右から
来ないといけないのに左から来たりするとペナルティが課せられ、
2時間とか3時間とかが加算されてしまう。
 
 
「質問はありませんか〜?」
 
 
と言われるも、何を質問すれば良いのかわからない(爆)
 
 
とりあえず準備して、午前10時20分にスタートした。
 
 
同時にスタートするのでチェックポイントの2つ目までは周りの流れに
乗って行ってクリア(笑)
 
 
コースは本番となる山の中に入って行く。
 
 
今年になってマラソンの練習ばっかりしかしてなかったので、マトモに
自転車に乗るのは今年3回目
 
 
舗装路から山の中へ入り込んで行くと…
 
 

アタックチャぁーンス!
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
激坂を上りきるとみかん山で、五叉路くらいになっている。
  
何がなんだかわからない。
 
 
皆、右に行ったり左に行ったり、下ったり…
 
 
 
惑わされてはいかん、冷静に地図を見る…地図を見る…
 
 
 
わからん(爆)
 
 
とりあえず行ってみれ! 
 
 
と突撃。
 
 
人がいた、よかった(笑)
 
 
それっぽい道があって、皆そっちに行っているのでとりあえず
ついて行く(ダメ)
 
 
3つ目のチェックポイントを発見。
 
ここは木に巻き付けてある名簿に通過時間と名前を書いて通過。
 
 
通過したが…
 
 
事前のブリーフィングどおり、
 
 
担ぎ
 
 
tamana6
普通に歩くだけでも注意しないと滑って転びそうな急坂を
自転車担いで上る…いや、登る
 
 
 
 
次は4つ目のチェックポイント、木に巻き付けてあるテープの数を
回答する必要がある。
 
 
 
 
見つからない…
 
 
 
 
3回ほど同じポイントに戻ってきて、地図を見直す。
  
 
近くに居たヒロ1さんと話してルートを確認するも
よくわからない。
 
 
取りあえず周囲の道を下ったり上ったりしてルートを探す…
 
 
…と、あることに気付いた。
 
 
 
2回ほど通り過ぎた場所の脇にある木にテープが巻いてある…
 
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
単なる見落としだった(爆)
 
 
 
急いで次のチェックポイントを目指す。
 
  
 
この「とれとれ」にはツーリングクラスというのが有り、
ベテランの先導者が地図読みやコツなどを教えてくれながらラリーのコースを
楽しむというものだ。
 
そのツーリングクラスの方々に追い越されていたので、一応追い越して(笑)
 
先を急ぐ。
 
 
次は有人チェックポイントだ。
 
 
いつもの調子で「コッチやね」と思ってT字路を左折
 
 
 
ちょっとマテ…
 
 
 
コンパス(方位磁石)は南東を向いている。
 
 
チェックポイントは北西方向にあるハズだ…
 
 
しかし、あのT字路は左折で間違いない…
 
 
しかし、コンパスは逆方向を指している…
 
 
 
今まで散々迷ってきて、自分の感覚が信用出来なくなっていた私は
思い切って引き返した。
 
 
しばらく走ると…
 
 
シオゴンさんが居るチェックポイントが現れた(爆)
 
 
 
やっぱりオレの感覚は信用できねぇな。

 
 
通過チェックを受けて、次のチェックポイントへ。
 
 
 
脇道に注意しながら坂道を上る、上る。
 
 
 
どうもおかしい…
 
 
上り過ぎた?
 
 
 
右折して下ってみる。
 
 
 
違う、コッチじゃない。
 
戻る(上る)
 
 
 
仕方ないので来た道を戻ってみる。 
 
 
 
すると…
 
 
 
先ほど思い切り通過した場所に、テープが巻かれた木を発見。
 
 
 
思い切り見落とし。
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
普段テープが巻いてある木を探す習慣なんて無いぜ!(爆)
 
 
もう疲れたよ、パトラッシュ。
 
 
tamana5
下りで前転しそうになりながら…(ヤラセです・笑)
 
 
 
一応、次のチェックポイントを目指して走り始める。
 
 
 
アスファルトの道路に出る。
 
 
左にオフロードの入口があって入ってみる。
 
 
暫く走ってみて、何か違う気がしてきた。
 
 
戻る(上る)
 
 
アスファルト道路を再び下り始める。 
 
 
スタートして既に3時間半が経過し、13時半をまわっていた。
 
 
マズい・
 
 
実はこの日、私は19時から飲み会の約束が入っていたのである。
 
 
飯塚市で(爆)
 
 
とりあえず、ええい、ままよ!とアスファルトの下りを
 
ビューン!と下ってみた。
 
 
 
 
私は確信した。
 
 
 

 
これは絶対コースじゃない(爆)
 
 
 
 
集落に入ってしまい、ついには
 
 
 
九州自動車道が見えてきた…
 
 
配布された地図に九州自動車道は載ってない(爆)
 
 
 
 
雨も本降り、もう来た道を引き返す余力も時間も無い筆者は
そのまま九州道の下をくぐって県道に出て、オンロードを
走ってスタート地点に戻ることにした…
 
 
 
途中、クリエイターのミヤモッチ氏に途中脱落の連絡を入れて
カッパにパリパリと音がする程雨が降る中、アンパンを食いながら
ヘヴィウェット路面を走って帰った。
アスファルト道路のなんと頼もしいことよ…
 
 
ちなみに筆者がどのくらいマップアウトしたのかというと、↓この通り
 
 
 
tamana1
 
 
がはぁっ!(吐血)
 
 
 
 
スタート地点に戻って、スタッフに「とりあえず戻ってきた」ことを伝えて
私の「初とれとれ」は終了した。

 
自転車を積み込んで温泉に入り、挨拶もそこそこに急いで帰宅。
 
 
ウェア類を洗濯機に叩き来んでJRに飛び乗って鳥栖駅へ。
 
鳥栖駅に迎えにきてもらっていた男・HIDEKIのルノー・カングーで飯塚へ。
 
 
市内にある鶏専門店「とり安」に到着
 
 
久山にある商業施設ではない(笑)
 
 
tamana9
必殺の唐揚げでビールを飲む。
 
 
tamana8
先日亡くなった友人・モーガンさんが好きだった
この「とり安」で彼の写真と一緒に飲んで盛り上がった。
 
 
21時51分に飯塚駅発の電車に乗って大牟田方面へ。
 
博多で乗り継いで0時25分に帰宅。
 
 
 
朝から晩までよく遊んだ一日だった。
 
  
 
んで、初めて参加した「とれとれ」。
 
 
 
経験者の後ろにピッタリくっついて行けばそこそこ行けたのかもしれないが、
それではネタとして面白くない(笑)
 
 
しかし、地図の読み方もよくわからんのにいきなり参加してしまったので
正直言って全然手応えの無いイベントとなってしまった(笑)
 
写真の少なさがその余裕の無さとテンションの低さを物語っている…
 
 
ヘヴィウェット路面を一人ずぶ濡れでスタート地点に戻りながら、
 
「もう出らんでいいかな…」
 
と思っていた。
 
 

 
だが…
 
 
  
 
翌日、地図を見ていると、
 
 
 
「なんでオレはここで間違えたんだろう?」
 
 
「ここはコッチじゃなかったのか?」
 
 
 
と思った。
 
 
上り坂で心拍数と息があがった状態で地図を見て、冷静な判断が
できていなかったのだろう…
 
 
 
頭に来た。
 
 
 
 
次は完走してやるぜ!(笑)
 
 
スタッフの皆様、ありがとうございました。
 
 
 
いっけねぇ、ペナルティの募金してねぇや…
 
 
 
とれとれにご興味ある方は
コチラをどうぞ
九州レイドシリーズ http://blog.crosslandrally.com/

 
 

  
 
 
 

自転車

  1. ヒロ1
    3月 25th, 2011 at 07:04 | #1

    お疲れさまでした。同じpc4でさまよいました。
    私も今回、自分で納得して進むことを思って参加したのですが、さんざんでした。
    帰ってから地図を見たら、あの高台の分岐のところをマジックで書いた字で潰していたため、どの分岐かわからなくなっていたことが判明。ホント、後で地図見るとわかるんですよね(まさにクソー!ですね。しかし、地図読みの深さがよくわかりました。

  2. シオゴン
    3月 25th, 2011 at 07:56 | #2

    ナイトライダーからの改名、おめでとうございます。

  3. こばまん
    3月 25th, 2011 at 11:52 | #3

    とれとれを満喫後、飯塚まで呼び出してゴメンナサイ。
    ね、なかなか思うようには走れないでしょう?
    また出るかどうかは、あなた次第です。

  4. ナイトライダー
    3月 25th, 2011 at 23:41 | #4

    >ヒロ1さん
     制限時間とか上がった心拍数とか色んな要素がからんで冷静な判断が
     できにくくなっていると思いますが、それを克服することこそ醍醐味
     ですかね(笑)

  5. ナイトライダー
    3月 25th, 2011 at 23:42 | #5

    >シオゴンさん
     スタッフお疲れさまでした&ありがとうございました。
     え〜っと、地図ミナイトライダーですか?マップアウトライダーですか?(爆)

  6. ナイトライダー
    3月 25th, 2011 at 23:43 | #6

    >こばまん(男・HIDEKI)さん
     決して満喫できたとは思えません。
     敢えて言うなら洗礼を受ける前に追い出された(爆)
     次も出ます。

  7. mcfm
    4月 1st, 2011 at 11:41 | #7

    とれとれには昨年の2月14日双六ラリーに初参加しましたが、途中で迷い遺恨を残したままです。以後は出走することなく一年以上が経過してしまいました。もし五島に完走できたら、今秋から復活したいと考えています。

  1. No trackbacks yet.